注目のスタートアップ

セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」展開の「Sanu」が19億円調達

company

2022年7月6日、株式会社Sanuは、総額約19億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Sanuは、セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」を展開しています。

首都圏から片道2~3時間程度の場所にある自然の豊かな土地の別荘を利用する権利を月額5.5万円で提供するサービスです。

2021年11月の白樺湖のグランドオープンから、八ヶ岳、山中湖、北軽井沢、河口湖に、7拠点50棟を整備し運用を開始しています。

2022年7月5日時点で、入会を待つウェイティング登録者数が3,600名を突破しています。

2024年に20拠点200棟の運営体制を構築することを目指しています。

今回の資金は、拠点開発の加速に充当します。

月額料金でサービスやプロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスはさまざまな領域に広がっています。

音楽や動画のストリーミング配信などからはじまったサブスクは、今ではクルマや家具など高価な商品にも広がっています。

クルマや家具は高価なものであるため、一度購入したら長く使うものだったのですが、サブスクは気軽に借り、別のものを試すことを可能にし、その楽しみ方の幅を広げています。

また、サブスクというモデルが従来の利用・ライフスタイルを大きく変化させたものに「住宅」があります。

これまで住宅は、所有か賃貸かの二択しかありませんでした。

サブスクリプション型の住宅は、全国にある拠点に定額で住み放題となれるというビジネスモデルを展開し、住まいに縛られない生き方を実現しています。

一方で、「SANU 2nd Home」は、セカンドホーム(別荘)に特化し、都市と自然のある土地をつなぐことで、都市生活者に新たなライフスタイルを提案していることが特徴的です。

生活には住宅が必要となりますが、起業の際にはオフィスが必要です。オフィス環境は生産性にも影響するため、慎重に選ぶことが肝心です。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめのオフィス形態や、オフィス選ぶ際の注意点などを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Sanu SANU 2nd Home サヌ セカンドホーム サブスクリプション セカンドホーム ライフ・スタイル 不動産 住宅 別荘 株式会社 自然 資金調達 都市
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

採用活動の改善ツール「採用CXクラウド」などを提供する「EISHIN」がレベニューベースドファイナンスプラットフォーム「Yoii Fuel」にて資金調達を実施
2023年3月17日、レベニューベースドファイナンスプラットフォーム「Yoii Fuel(ヨイフューエル)」を運営する株式会社Yoiiは、株式会社EISHINが「Yoii Fuel」にて資金調達したこ…
「凸版印刷」とデジタル教材プラットフォーム提供の「Libry」が資本業務提携 学習システム事業で提携
凸版印刷株式会社は、株式会社Libryと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Libryは、個別最適化学習を実現するデジタル教材プラットフォーム「Libry(リブリー)」を開発・運営してい…
がんリスク検査「N-NOSE」を提供する「HIROTSUバイオサイエンス」と「富田薬品」が資本業務提携
2023年6月8日、株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、富田薬品株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 HIROTSUバイオサイエンスは、線虫を活用したがんリスク検査「N-N…
危機・不審行動検知ソリューションを展開する「アースアイズ」が「初田製作所」と資本業務提携
2022年11月17日、アースアイズ株式会社は、株式会社初田製作所と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アースアイズは、防犯や事故防止を目的としたAI搭載カメラシステムの開発・販売や、危…
電力卸売スタートアップ「エナジーグリッド」が18億円調達
2022年3月7日、エナジーグリッド株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 旧一般電力電気事業者や商社から、電力をまとまったボリュームで調達し、新電力会社に小分けにして販売…

大久保の視点

スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
(2024/8/27)
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
(2024/7/29)
世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】