注目のスタートアップ

乳幼児向けインクルーシブブランド「IKOU」開発の「Halu」が1億円調達

company

2022年2月24日、株式会社Haluは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

障害のある子もない子も対象とする、乳幼児向けインクルーシブブランド「IKOU(イコウ)」を開発しています。

第1弾として、外出先でも使える折り畳み式のキッズチェア「​IKOU ポータブルチェア」を開発しています。

折り畳んで外出先でも利用できるだけでなく、体幹の弱い乳幼児でも姿勢をサポートする機能性を備えています。

2022年3月4日から、クラウドファンディングの「CAMPFIRE」で予約販売を開始する予定です。公式ローンチは2022年4月を予定しています。

今回の資金は、「IKOU」プロダクトの開発・製造に充当されます。

出生時の事故や病気、生活での事故などにより身体に障害を抱える乳幼児がいます。

乳幼児期は心身の発達のためにも重要なのですが、身体の障害はその正常な発達を阻害することがあり、適切な支援が必要となります。

一方で乳幼児の身体障害はそれ以外の年齢層と比べて相対的に少ないため、民間企業などから十分な量・質の商品が提供されていない状況にあります。

障害を持った乳幼児向けのものは機能性に特化しており、見た目なども無骨であることがほとんどです。

一般的なベビー用品と障害を持った乳幼児向けのベビー用品は、市場でははっきりと分けられており、そのせいで障害を持った乳幼児やその親は疎外感を味わうこととなり、また一般的な乳幼児とその親は、障害を持った乳幼児が置かれている状況を理解することができません。

Haluは、こういった市場の課題とそれに伴う社会課題を解決するため、障害の有無に関わらず利用できるような乳幼児向けのプロダクトを提供するブランド「IKOU」を開発・展開しています。

累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングのメリットや、プロジェクトを成功させるためのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CAMPFIRE Halu IKOU キッズ クラウドファンディング サポート 乳幼児 株式会社 資金調達 障害
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

介護士シェアリング・サービス「イチロウ」運営の「LINK」が6,500万円調達
2020年10月22日、株式会社LINKは、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 介護士シェアリング・サービス「イチロウ」を運営しています。 要介護者が自宅で最期まで生活を送るこ…
中国・深圳に本社を構える電気自動車メーカー「BYD」が日本乗用車市場に参入
2022年7月21日、ビーワイディージャパン株式会社は、100%出資子会社としてBYD Auto Japan株式会社を2022年7月4日付で設立したことを発表しました。 ビーワイディージャパンは、中国…
コレクティブNFTを用いたアイドルアニメ制作プロジェクト「METAIDOL」を展開する「エヌエフティアーツ」が「エディア」と資本業務提携
2022年10月14日、エヌエフティアーツ株式会社は、株式会社エディアと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エヌエフティアーツは、スマートフォン向けリズムゲーム『アイドルコネクト』や、V…
ビル管理クラウドサービス「ビルカン」を提供する「FLINTZ」が資金調達
2023年7月31日、株式会社FLINTZは、資金調達を実施したことを発表しました。 FLINTZは、ビル管理クラウドサービス「ビルカン」を提供しています。 図面管理、書類管理、設備管理、報告書作成、…
「スマート家族信託」を展開する「トリニティ・テクノロジー」が「SBI証券」と業務提携
2022年8月29日、トリニティ・テクノロジー株式会社は、株式会社SBI証券と、信託・相続領域における業務提携契約を締結したことを発表しました。 トリニティ・テクノロジーは、家族信託の財産管理サービス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集