注目のスタートアップ

ライブ配信をブラウザ上でデザインできるツール「スコラボ」提供の「luco」が資金調達

company

2021年12月22日、株式会社lucoは、資金調達を実施したことを発表しました。

ライブ配信をブラウザ上でデザインできるツール「スコラボ」を提供しています。

配信準備の効率化、配信画面の作成支援、配信画面の多機能化などを実現するツールです。

「スコラボ」は、2022年春にβテストの実施を予定しています。

今回の資金は、「スコラボ」開発のための人件費や、マーケティングに充当されます。

ライブ配信とは、動画プラットフォームで映像・音声をリアルタイムに届けることを指します。いわゆる生放送のことです。

YouTubeといった動画プラットフォームとスマートフォンの普及によって、個人でも動画投稿・配信が容易になりました。

ライブ配信には、視聴者とのリアルタイムでのコミュニケーションが取れることや、一回性であることといった特徴があり、若者を中心に人気のコンテンツとなっています。

YouTubeではイラストや3DCGのアバターを利用した配信者であるVTuber(Virtual YouTuber)が登場、人気を博し、2021年12月時点で1万人以上のVTuberが存在しています。

配信者は、配信内容だけでなく配信画面などでもライブ配信体験を差別化しています。

ライブ配信を行うためには専用のソフトが必要となり、もっとも有名なソフトにオープンソースソフトウェアの「OBS」があります。

たとえばゲーム配信を行う際には自分の顔をワイプで表示したりしますが、「OBS」はそのような作業を行うことができます。

VTuberは配信画面が凝っていることが多く、様々な素材を利用して配信画面を構築しています。

しかし「OBS」は決して使い勝手がよいソフトウェアではありません。

lucoは、この配信画面の構築といった配信作業の効率化・支援を目的に、「OBS」と共存できるようなツールの提供からはじめ、最終的には「OBS」といった配信ソフトを代替するものとして提案することを目的としています。

動画は情報量が多いメディアとしてデジタルマーケティングにおいて注目されています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティング・ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ツール デザイン ライブ配信 効率化 支援 株式会社 資金調達 配信
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

脱臭装置や堆肥化装置などを開発・販売する「ミライエ」が資金調達
2023年2月2日、株式会社ミライエは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、西松建設株式会社です。 ミライエは、堆肥化プラントや、生物脱臭システム、切り返し不要の堆肥化装置「イージージェ…
アパレル産業の課題解決を目指すAIスタートアップ「ハイクリ」が資金調達
2025年3月21日、株式会社ハイクリは、資金調達を実施したことを発表しました。 ハイクリは、MD支援AI SaaSを開発・提供しています。 在庫消化日数予測、売れ点数の予測、適正価格の提案機能を備え…
医療現場の事務作業効率化を支援する「AI問診Ubie」提供の「Ubie」が20億円調達
2020年6月4日、Ubie株式会社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場の事務作業効率化をサポートする「AI問診Ubie」や、生活者向けサービス「AI受診相談ユビー」を…
中小型IT事業のM&Aとロールアップを行う事業投資会社「FUNDiT」が資金調達
2023年6月30日、株式会社FUNDiTは、NOW株式会社が運営するファンドと株式会社エアトリを引受先とする第三者割当増資を臨時株主総会で決定したことを発表しました。 FUNDiTは、IT領域での事…
ARを使ったシューティング・バトル・ゲーム開発の「Graffity」が1億円調達
2020年1月21日、Graffity株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ARシューティング・バトル「ペチャバト」を開発・提供しています。 現在は、チーム戦を行うことが可…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集