注目のスタートアップ

NFT特化ブロックチェーン「パレット」開発の「HashPort」が4.8億円調達

company

2021年8月3日、株式会社HashPortは、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏です。

NFT特化のブロックチェーン「パレット(Palette)」を開発し、2021年3月からテストネットを運用しています。

また、2021年7月には、「パレット」で利用できる暗号資産の「パレットトークン(Palette Token, PLT)」が、IEO(Initial Exchange Offering)として、暗号通貨取引所「コインチェック」において販売が開始されました。

「パレット」は、NFT(Non-Fungible Token,非代替性トークン)を利用したコンテンツ流通に最適化されたブロックチェーンネットワークです。

NFTとは、唯一無二の一点物のデジタル資産を生み出せるトークンであるため、主にエンタメ領域での活用が考えられています。

たとえば、ゲームでNFTを活用することで、ゲーム内のアイテムに価値をもたせることができ、アイテムの取引や、取得したアイテムなどを別のゲームで使うことも可能となります。

デジタルなモノは複製可能であるため、価値をもたせることが困難でした。

しかしNFTが普及すると、デジタルの領域でも、モノに価値をもたせた健全な取引が実現されることになります。

そのためNFTは、ブロックチェーン時代においてコア技術となるものであり、今後の動向に注目が必要です。

研究開発系のビジネスは、資金量が開発の成長に直結します。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HashPort NFT Palette パレット ブロックチェーン 取引 暗号資産 暗号通貨 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「東レエンジニアリング」がライフサイエンスと画像解析技術に強みを持つ「エルピクセル」に追加出資
2023年3月16日、東レエンジニアリング株式会社は、エルピクセル株式会社に追加出資を実施したことを発表しました。 エルピクセルは、ライフサイエンスと画像解析の双方に強みを持ち、独自の技術を研究・開発…
EC向けタグ付け自動化AIツール「AIタッガー」を提供する「LISUTO」が資金調達
2022年11月17日、LISUTO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ベクトルです。 LISUTOは、ECモールに出品する商品のタグ付けを自動化するツール「AIタッ…
生成AIを活用した社会人向け学習マンガサービス「LearningToon」などを手がける「SUPERNOVA」が資金調達
2024年9月27日、株式会社SUPERNOVAは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社NTTドコモです。 SUPERNOVAは、生成AIを活用した社会人向け学習マンガサービス「…
後付け型スマート・メータリング・システム「OCR式LPWA自動検針サービス」6月リリース
2020年5月12日、Deep Vision株式会社は、「OCR式LPWA自動検針サービス」を2020年6月から販売を開始する予定であることを発表しました。 「OCR式LPWA自動検針サービス」は、電…
ケニアでタクシードライバー向け中古車ファイナンス事業を展開する「HAKKI AFRICA」が2.2億円調達
2022年3月14日、株式会社HAKKI AFRICAは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自の信用スコアリングシステムを作成して与信審査を行い、信用スコアの高い顧客に…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集