「日立ハイテク」と「しまね信用金庫」が業務提携

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2020年10月14日、株式会社日立ハイテクは、しまね信用金庫と、ビジネスマッチング契約を締結したことを発表しました。

ビジネスマッチング契約とは、金融機関が自金庫の取引先企業をビジネスパートナーとして紹介し、事業拡大・事業強化などの経営課題解決をサポートするものです。

日立ハイテクは、研究開発現場における試作に必要な基礎知識や、技術動向に関する情報を材料メーカーや加工・計測事業者に取材し、Webメディア「みんなの試作広場(みんさく)」で記事として公開しています。

今回の提携により、しまね信金の顧客に対し、「みんさく」を技術・製品を紹介する場として紹介し、製品・サービスの販売強化に向けた取り組みを支援します。

ITサービス関連のベンチャー企業は日常や業務の課題を、PCやスマートフォンのソフトウェアやサービスにより解決して成長してきました。

しかしソフト面からでは、医療や農業などにおける大きな課題の真の解決にはつながりませんでした。そのため、ハードウェアの面、つまりものづくりの領域が社会課題の解決において注目されています。

しかし、たとえばロボット業界は、材料などの要素分野との連携については強く意識されてこなかったという状態でした。

また、材料メーカーは、効果的なアプリケーションに遭遇していないため、棚上げされたままの研究レベルの成果をいくつも保有しているようです。そのため、材料などの要素分野との協業や共同研究がものづくりのイノベーションのために重要だといわれています。

大学発ベンチャーなど、大きな変革をもたらすような技術を保有している企業はいくつもあります。そのような企業と提携や共同研究が行えれば、大きなイノベーションを起こせるかもしれません。「冊子版創業手帳」では、人脈の広げ方や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウについて詳しく解説しています。

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