Threadsとは?スレッズの使い方や特徴を解説

創業手帳

Twitterの対抗馬「Threads(スレッズ)」を創業手帳・代表の大久保が使ってみた!


メタ社からリリースされTwitteの対抗馬として注目される「Threads(スレッズ)」の特徴と使い方について、創業手帳・代表の大久保が実際にアカウントを作り、その経緯をスクショを貼り、登録の仕方やTwitterとの違いなどをまとめました。

運営しているメタのマーク・ザッカーバーグCEOが「Threads(スレッズ)」で投稿し、登録者が世界中で3000万人を超えたと発表しています。

もしかしたらTwitterに対抗できる可能性があるかも?と話題になっており気になるところです。

Threadsに登録して使ってみて、分かりやすいように特徴や使い方をまとめた記事です。

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大久保幸世
創業手帳 株式会社 代表取締役
大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計200万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。 創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

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Threadsとは何か?

「Threads(スレッズ)」はTwitterのようにテキストと画像や動画の投稿も可能で、公式な説明によると「Threadsが登場 – 最新情報を共有し、会話に参加できる新しいアプリ」とされています。

2023年7月6日朝(日本時間)からサービスが開始され文字数を制限した「Twitterのようなシンプル系のSNS」として注目されています。

簡単にまとめると

・TwitterのようなシンプルなSNS。機能はTwitterに似ています。
・文字数はTwitterの140文字に対してThreadsは500文字。
・写真はTwitterの4枚に対し10枚。写真投稿をTwitterより重視している模様。
・インスタグラムがベース。インスタのIDを使い情報も引き継げます。
・下書きはできません。
・DMやハッシュタグ機能は今のところ無いです。(2023.07.07時点)
・Twitterに比べてfacebook・インスタのテイストなので治安が良さそうです。

ということで、さらに一行でまとめると

「文字数と写真が少しリッチなインスタと連動したTwitterっぽいSNS」です。

TreadsはインスタとID連携。facebookとは連携している?

facebookが買収したのがinstagramで、instagramはfacebookのIDで利用できます。そしてThreadsはinstagramのIDで利用できます。

facebook→instagram→Treads

という関係になっており、facebookから見ると孫サービスになっています。

インスタはFBで登録できるので、IDはインスタのみにしたのかもしれないし、単に開発が間に合ってないだけかもしれませんが、結果的にインスタのみとのID連携になった頃により、すっきりしたインスタとの統合度の高いUI、ユーザー体験を実現しています。

こうしたサービスは、SNSログインといって様々なIDを使えるようにするケースが多いです。例えばgoogleとMicrosoftとyahooとLINEのIDでログインできるサービスなども多いですし、最近流行りのMidjourney(ミッドジャーニー)はDiscord(ディスコード)というメッセンジャーSNSをベースにしています。
このように他の広く使われているIDを使って登録するアプリやサービスが当たり前になってきています。今後スタートアップは、他社のIDを使うのが重要な手法になってくるかもしれません。

ただIDを何でもかんでも使えるように欲張ると、操作が複雑になってユーザー体験が低下するので、シンプルにするか、複数のIDに対応するのかは戦略上の判断ポイントです。
メタ自体は、先行しているID(facebook)を使い、新しいサービス(instagram、Threads)を展開するのに長けた会社のようです。

なぜ今Threadsをリリースしたのか?

前倒しでリリースされた「Threads(スレッズ)」ですが、イーロン・マスクの登場と改革で混乱が続くTwitterの牙城のショートSNSの業界に、instagramやFacebookを展開しているメタ社が絶好のチャンス!とばかりに「Threads(スレッズ)」で仕掛けてきました。

Twitterの一連の仕様変更や、文字数・写真数の制限が不満な層の取り込みを狙っているようです。

メタとしてはinstagramのパワーを使って短文市場を取りに来たということです。Twitterはまだまだ強いですが、インスタは若者を中心にファンが多いので、狙い目かもしれません。

Threadsの始め方

Threadsは現在、AndroidとiOSのアプリが提供されています。

Google PlayストアまたはApp StoreからThreadsのアプリをダウンロードしてください。

まだ初期段階のせいか★が少ない・低いですが、自分の個人的な感想としては使ってみて特に大きな問題は感じなかったです。

アプリを開いたら、instagramのアカウントを選択します。
instagramのアカウントがない場合は利用できないようです。

次にプロフィールを設定します。インスタグラムのプロフィールをそのまま使用することも可能です。

プライバシー設定で、プロフィールを公開するか非公開にするかを選択します。
PRを積極的にやりたい!という人は公開に、人に知られずこっそりやりたいという人は非公開にしましょう。

他の特徴で言うと

・最大で10枚の画像を投稿できます。
・プロフィールには1つのリンクを貼ることができます。
・URLの投稿が可能です。
・フォロー、フォロワーを選べます。
・最大500文字の全角テキストを投稿できます。これはタイムライン上でもそのまま表示されます。

→Twitterの140文字に対して大きな違い、特徴になります。
Twitterは短文に制限して投稿をライトに、シンプルにしているのが強みであり、弱みですが、threadsは文字と写真をややリッチにしています。

・検索機能ではアカウントの検索のみが可能であり、投稿の検索はできません。

→まだ誰がいるのかな~と探しているレベルのユーザーが多いのかもしれませんね。

・タイムラインに表示されるのはオススメの投稿のみであり、自分のフォロワーの投稿は表示が積極的にされるわけではないようです。
→なお、余談ですが渡辺直美のフォロワー数がかなり多いです。

今後、IDが増えてくると表示のアルゴリズムは変わってくる可能性があります。

・ハッシュタグは使えないようです。
→#と入れましたが特に何も起きませんでした。

・メンションは可能です。

・アカウントの切り替えができないため、ログアウトが必要です。
ちなみにTwitterは複数のIDを使うことができます。

・現時点ではパソコンからアクセスすることはできません。
→しっかりコンテンツを作りたいヘビーユーザーにとっては不満かもしれませんが、スマホで写真ベースでライトに運用する分にはそれほど問題にはならなさそうです。

・リツイートではなく「再投稿」が行われます。また、「引用」によるリツートのような操作も可能です。

・Twitterに比べてfacebook・インスタのテイストなので治安が良さそう
→メタ系のfacebook・インスタは「いいね」の文化があり、Twitterのように攻撃的な議論で盛り上がったり、荒れにくい傾向があるようです。おそらくThreadsも雰囲気的にはインスタテイストなので、Twitterに比べると荒れにくそうなポジティブな印象を受けます。(比較の問題ですが)

Threadsを使ってみた感想とまとめ

以上、使った感想ですが、インスタIDを持っていたので思ったより簡単に登録できました。

「文字数と写真が少しリッチなインスタと連動したTwitterっぽいSNS」であるThreadsですが、ビジュアル的な綺麗さシンプルさがありインスタからの移行も含めてユーザー数は一定量増えていくと予想されますので、今後の展開が楽しみです。

SNSはどれだけ多くの人が使って盛り上がっているかがポイントになるので、ここ1年ぐらいでどれだけアクティブなユーザーを増やせるかが成功の鍵になりそうです。

インスタIDと併用でき無料なので、まずはアカウントを取って使ってみるのがおすすめです。

また、この手のサービスは初期の頃はITの感度が高い濃い人達が使っていたりするのと、ユーザーが少ない内は目立ちやすいので、そうしたサービス初期の様子やサービスの進化の様子を見るのも楽しみ方かもしれません。



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