学生起業で失敗しないために押さえておくべき8つのこと

創業手帳

学生の強みを生かすことが成功の秘訣

(2018/01/19更新)

学生は社会に出た後の社会人よりも経験値が少なく、一般的には社会人よりも起業のハードルは高いといわれます。
しかし、学生起業家だからこそ受けられる特権や、学生起業を成功させるポイントも数多くあります。

この記事では、そんな「学生起業を失敗させないために押さえておきたい8つのポイント」をまとめました。

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IT起業は学生でも始めやすい

学生の間に「起業したい!」と考えたとき、どんな業界で起業するのが良いのでしょうか。
学生は仕事をしている社会人と違い、資金面でも大きな問題があります。そのため、企業資金が大きくかからない業界は、比較的、学生起業しやすい業界といえます。

できるだけ資金をかけずに起業できる業界で、学生起業におすすめの業界は「IT業界」です。
店舗やオフィスにかかる費用や、仕入れなどのコストが必要なく、パソコン1台で始めることができるため、他の業界と比べると初期費用をかなり抑えることができます。

また、インターネット技術の発展により、IT業界は今もなお拡大を続けています。毎日多くのサービスが誕生し、驚くほどの成功を収める企業も少なくありません。成長性という意味でも、IT業界における学生起業のチャンスは大きいといえるでしょう。

学生起業をした有名起業家

今もなお業界のトップで成功している有名な起業家たちの中にも、学生時代に起業した人はたくさんいます。

今現在も活躍する有名起業家たちは、学生時代どのような生活を送り、起業に至ったのかをご紹介します。

マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)

自身について描かれた映画「ソーシャル・ネットワーク」でも有名ですが、彼も学生時代に起業しています。
マーク・ザッカーバーグ氏は、ハーバード大学在学中にFacebookの前身となる「Coursematch」や「Facemash.com」というサービスを開発。その後「The Facebook」を立ち上げました。立ち上げた当初は同じ大学の学生向けに始めたサービスも、今では全世界で20億人以上※のユーザーが利用する巨大サービスとなりました。
※2017年10月時点

孫正義(ソフトバンクグループ創業者)

日本を代表する経営者である孫正義氏も、実は学生起業をした一人です。
カリフォルニアのホーリーネームズ大学に在学中、孫正義氏は5分間で1つの発明をすることを1年間毎日続けました。そこで考えだした発明の1つである音声付き電子翻訳機を自らシャープに売り込み、見事1憶円の資金調達に成功。その資金を元に、「ユニソン・ワールド」という会社を設立し、その後「日本ソフトバンク」(現ソフトバンク)を立ち上げています。

ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)

世界長者番付で13年連続世界1位という点でも有名なマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ。彼は高校生時代から「トラフォデータ」という交通量計測システム作成しています。
ハーバード大学に進学後もコンピュータープログラミングへの興味はなくならず、大学を中退。中退後に立ち上げた小さなコンピュータソフトウェアの会社が現在のマイクロソフトです。

学生起業するときに注意するべきこと4つ

学生は、会社員と比べ自由に使える時間も多く、起業に挑戦しやすい環境にあるともいえます。しかし、学生起業の廃業率は決して低くありません。
起業の失敗を防ぐために、以下のようなことに注意して進めていく必要があります。

起業の目的をはっきりさせる

起業をすること自体を目的にしてしまう学生起業家は少なくありません。しかし、起業したことに満足してしまうと、その後失敗する可能性が格段に高くなります。

もちろんのことですが、起業はその後の行動がとても大切です。たしかに、学生起業家は、他の起業家や一般の学生などと比べてもとても目立ちます。しかし、起業をする上では、表には出ない地味な作業も多くあります。そういった地味な作業こそしっかりと行い、起業しただけで満足する「にわか学生起業家」にならないよう注意しましょう。

リスクを背負わないようにする

たとえ起業が失敗したとしても、そこで得た経験はその後の人生においてプラスになることだと思います。しかし、最初から借金を作って起業をしたり、初期投資が莫大にかかるビジネスで起業するなどのリスクは避けた方が良いでしょう。学生起業は資金面で不安がありますが、アルバイトで稼いだお金だけでも十分起業をすることは可能です。

もちろん、良い物件や人材などにお金を使うことも大切ですが、まずはなるべくコストを抑えるように意識して、リスクを回避することをおすすめします。

1つのアイディアに固執しない

たとえ1つのアイディアで成功したとしても、そのアイディアだけで何年も続けることは難しいですよね。事業が成功することは、その時の流行や、ブームが大きく関係します。
1つのアイディアをよりよくすることも大切ですが、時代の流れを理解し新しいアイディアを出し続け、変化に順応できる起業家を目指しましょう。

学業との両立

学業と起業を両立することはとても難しいです。
起業をしていても学校の課題やテストは免除になりません。学生起業家は一般の学生と比べて自由な時間が大幅に減ります。

確かに学業よりも起業を優先し、留年や中退などをして今現在も活躍している有名起業家は多くいます。しかし、その決断にはリスクも伴います。
学校で学んでいることを起業に活かしたり、時間の使い方を考えることで上手く学業と起業を両立をしましょう。

学生起業を成功させる4つのポイント

学生起業は、人生の中で大きな分岐点ともなる重大な決断です。その大きな決断を無駄にしないよう、学生だからこその強みを生かし、起業を成功させるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

受け身にならない

普通の学生は、受け身で行動することの方が多いです。周りの大人がいろいろなことを教えてくれ、敷かれたレールの上を進んでいけば大きく失敗することはないからです。
しかし、起業をする上で受け身であることはマイナスでしかありません。学生起業家は特に注目されやすく、自身の行動次第では大きく事業展開が変わります。行動力を上げることが学生起業成功の近道です。

「学生だから」と下に見られることに屈しない

社会経験が乏しい学生起業家は、取引などで下に見られてしまうことがあります。それは若さゆえでもありますが、起業家に年齢は関係ありません。
悔しい思いをすることもあるかもしれませんが、結果を残して信頼を得ることから始め、実績を着実に積み上げていきましょう。

「学生であること」を売りにする

学生起業家ならではの発想や視点で考えることは、社会人経験のある大人にはできません。それは学生起業家の強みであり、活かすべき点です。また、若いうちから頑張る学生起業家は注目度も高く、学生起業家を応援したいと思う人は多いです。これは社会人起業家にはない特権です。
ぜひ、学生であることのメリットを最大限活かしてください。

成功するまで続ける

実際のところ、起業が成功するか失敗するかどうかは立ち上げてみなければ分かりません。経営はうまくいかなくて当たり前、一度失敗したらそれで終わりではないのです。

何事も失敗から学ぶことの方が圧倒的に多くあります。事業でつまずいたり失敗しても、自分を信じ、成功するまで続けるという強い気持ちを持ちましょう。

まとめ

学生起業で失敗しないようにするためには、できるだけリスクの少ない事業を始めることが大切です。

また、たとえ起業が一度失敗してしまっても、その経験は自分の人生においてとてもプラスになります。失敗を恐れず、どんどんチャレンジしましょう。

(執筆:創業手帳編集部)

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