【Pマーク取得相談室】Pマーク取得の際に役立つポイントをまとめました
Pマーク取得にお悩みの方、是非ご相談ください!
(2017/03/09更新)
プライバシーマークの取得は、取引や会社の信用を増す際に重要です。今回は、Pマーク取得支援のプロのUPF仲手川代表にPマーク取得の際のコツを取材しました。
仲手川:「プライバシーマーク」の略称となります。
個人情報を適切に取り扱っている事業者へ付与される第三者認証であり、企業間取引や工業事業への入札などで要件となるケースが最も多いです。
仲手川:個人情報の取扱方についてルール作成し、文書化、実際に運用します。運用のエビデンスを審査機関に提出し、文書審査・実地審査を経て取得できます。
仲手川:事業者の規模によりますが、70~120万円です。
仲手川:日常的に、個人情報の取扱方のルールを作り、社内に浸透させることで、取得前と取得後で日常業務におけるギャップを減らすことが出来ます。また、コストは助成金や補助金で大半をカバーすることが出来ます。
仲手川:まずメリットとして挙げられるのはその費用対効果です。取得している企業は個人情報の取り扱いについてのルールを身につけております。
取引先から安心されますので、営業効率にメリットがあるのは勿論ですが、社内からの個人情報漏えいリスクも防ぐことが出来ます。
情報漏えいの9割はヒューマンエラーが原因と言われているため、Pマークを取得し社内でのルールを徹底することが、企業の資産を守る一助となります。
仲手川:取得後はPマークのロゴをデータでも付与されるのですが、それを名刺などに印刷することで、初めて挨拶をする他社の方とは「信頼が持てる、ちゃんとした会社だな」というイメージから関係の構築がスタートできます。
仲手川:コンサル会社を選ぶ際、「圧倒的な低価格」や「丸投げができる」などの謳い文句に乗らないことです。後々、自社のみでPマークの更新や運用ができるようなサポートを提供してくれるコンサル会社を選びましょう。
仲手川:創業当時にないものは信用です。Pマークはその信用面で飛躍的に効果的です。長年の経験のある会社でPマークのない会社と、社歴はそこそこだけどPマークをもってキチンと運用している会社では、実は今の時代は後者の方が有利です。
Pマークを取得した会社のほとんどは必ず成長します。弊社のお客さまでPマークを取得した後売り上げが低下した会社はほとんどいません。零細企業であればあるほどPマークの効果をすぐに実感することが出来ますので、是非創業間もない時にその効果を体感して頂きたいと思います。
Pマークについて相談したい方は下記からどうぞ!
(取材協力:株式会社ユーピーエフ/仲手川啓)
(編集:創業手帳編集部)