創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2026年1月21日高還元SES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開する「SEZO」が資金調達

2026年1月14日、株式会社SEZOは、資金調達を発表しました。
SEZOは、高還元SES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開しています。
還元率83%から90%の高還元、キャリアと働き方を自由に選べる案件選択制、AI案件専門の営業チームの設置を特徴としています。
今回調達した資金は、事業基盤の強化、営業人材の採用に活用します。
SES(システムエンジニアリングサービス)は、システムの開発・保守・運用といった特定の業務に対して、ITエンジニアの作業遂行を提供するサービスです。契約形態は準委任契約が一般的で、成果物ではなく「業務の遂行」そのものを対象とします。
SESの利点として、ITを専門としない企業でも必要なタイミングで適切なスキルを持つエンジニアを確保できることが挙げられます。また、エンジニア側にとっても、クライアント企業に直接雇用されるわけではないため、一定の距離感を保ちながら多様な現場で経験を積める点が特徴です。日本のIT業界では客先常駐が広く普及しており、複数の調査で高い比率が示されていることからも、SESが業界の人材供給を支える主要な仕組みとなっていることがわかります。
一方で、現在のSESビジネスモデルには構造的な課題も存在します。複数の企業が関わることで多重請負が発生し、中間マージンの増加や情報伝達の遅延、契約関係の複雑化といった問題が生じやすくなります。多重構造が深くなるほど、偽装請負とみなされるリスクも高まり、企業側のコンプライアンス負担が増す点も無視できません。さらに、エンジニアにとってはプロジェクト選択の自由度が低かったり、キャリア形成が見えにくかったりするなど、現場レベルの課題も指摘されています。
こうした状況を踏まえ、近年はSES業界の構造的な問題に取り組む動きが広がっています。中間会社を排した直請けモデルの強化、エンジニアのスキル可視化や評価制度の整備、フリーランス仲介プラットフォームの台頭、リモートワーク普及による常駐依存の低下など、より健全で透明性の高いビジネスモデルを模索する企業が増えています。これらの取り組みが進むことで、ITエンジニア不足の解消と業界全体の持続的な発展につながることが期待されています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | ITエンジニア SEZO 人材 営業 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年11月14日、メディフォン株式会社は、資金調達を発表しました。 引受先は、アフラック生命保険株式会社のCVCであるAflac Ventures Japan株式会社です。 また、アフラック生命…
2023年3月29日、株式会社IVRyは、総額13億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、AI音声認識機能(β版)とChatGPTを活用した通話音声要約機能(β版)を提供開始し…
2025年4月14日、YUIME株式会社は、総額7億5000万円の資金調達を発表しました。 特定技能外国人を中心とした労働力支援「YUIWORK」や、日本人コア人材の採用支援サービス「YUIMARU …
2023年8月21日、株式会社ニュートラルは、総額4,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ニュートラルは、ITエンジニアのつながりを活かしたフォロワー採用サービス「Musubite(ム…
「地域企業経営人材確保支援事業給付金」のご案内です。 地域の中堅・中小企業が、転籍、兼業・副業、在籍出向などにより、「REVICareer」を通じて、大企業人材を採用した場合に、最大500万円の給付金…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

