創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年10月28日「事業承継・M&A補助金」第12次公募の採択結果が発表

「事業承継・M&A補助金」第12次公募の採択結果が発表されました。
中小企業・小規模事業者等が、事業承継やM&Aに際して行う設備投資等や、事業承継・事業再編及び事業統合に伴う経営資源の引継ぎ、または引継ぎ後の経営統合に係る経費の一部を補助することによって、事業承継・事業再編及び事業統合を促進し、我が国経済の活性化を図ることを目的とした補助金です。
採択結果
締切日:2025年9月19日(金曜)
申請件数:742件(うち、事業承継促進枠250件、専門家活用枠436件、PMI推進枠55件、廃業・再チャレンジ枠1件)
採択件数:453件(うち、事業承継促進枠152件、専門家活用枠266件、PMI促進枠34件、廃業・再チャレンジ枠1件)
社会の高齢化に伴い経営者の高齢化も進み、近い将来に引退が相次ぐと予想されます。事業承継に適切に対応しなければ、長年蓄積した経営資源やノウハウが失われ、地域経済や国全体に深刻な影響を及ぼすリスクが高まります。したがって中小企業の資産を確実に次世代へ引き継ぐことが重要です。
中小企業庁のデータでは、企業の後継者不在割合は2017年をピークに減少傾向になっています。しかし、2021年でも61.5%と高水準にあるため、事業承継の取り組みを加速していく必要があります。
そこで経済産業省は「事業承継・M&A補助金」などの支援策を用意し、承継計画の策定支援やM&Aの実務支援を通じて円滑な承継を後押ししています。適切な準備と外部支援の活用が、企業の持続的発展に不可欠です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | M&A PMI推進枠 中小企業生産性革命推進事業 事業承継 事業承継・M&A補助金 事業承継促進枠 助成金 専門家活用枠 廃業・再チャレンジ枠 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
公益財団法人東京しごと財団は、令和7年度「DXリスキリング助成金」の公募について発表しました。 従業員のスキルアップのための研修を実施する都内企業等に対し、助成金を支給します。 対象の研修 (1)レデ…
「最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業」のご案内です。 事業場内最低賃金の引上げに取り組む中小企業・小規模事業主に対して業務改善助成金による生産性向上の支援を行っています。 対象者…
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」(令和6年度補正予算(第1号))の第2次公募について発表しました。 海外からの輸入原料に依存した肥料から、堆肥や下水汚泥…
国土交通省は「モーダルシフト等推進事業」の募集について発表しました。 物流の革新に向けた政策パッケージにおいて物流GXや物流効率化を強力に促進するとしていることも踏まえ、モーダルシフト等の物流効率化を…
2023年9月15日、「事業承継・引継ぎ補助金」の7次公募が開始されました。 「事業承継・引継ぎ補助金」は、事業再編、事業統合を含む事業承継を契機として経営革新等を行う中小企業・小規模事業者に対して、…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…


