創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年9月11日合成生物学による天然由来希少有用成分の微生物発酵生産を手がける「ファーメランタ」が20億円調達

2025年8月29日、ファーメランタ株式会社は、総額20億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は48億円となりました。
ファーメランタは、合成生物学を用いた天然由来希少有用成分の微生物発酵生産を行っています。
製品開発パイプラインは複数あり、一部の化合物については既存市場の製品単価を下回る実用生産収量をラボスケールで達成しています。
現在、CDMO(医薬品開発製造受託機関)と連携し、さらなるスケールアップが可能な体制の整備を進めています。
今回調達した資金は、開発パイプライン拡大に伴う研究開発費用、ラボからパイロットスケールへのスケールアップ開発体制の強化、商業化を前提とする事業開発体制の強化などに活用する予定です。
植物が作り出す化合物は医薬品などさまざまな原料として広く活用されています。現代においても構造が複雑な化合物は、化学合成ではなく植物から直接抽出されているものがあります。たとえば、鎮痛薬であるモルヒネ、抗がん剤であるパクリタキセルなどが挙げられます。
一方、農業による生産方法は、不安定な供給や不安定な成分といった課題を抱えています。また、植物から抽出できる成分は少量であり、精製が難しく高いコストがかかります。さらに、広大な土地、大量の水、エネルギーも必要となります。そのため、持続可能かつ安価に製造できる生産プロセスの確立が求められているのです。
このような背景のもと、ファーメランタは大腸菌などの微生物の遺伝子を導入・操作し、目的の物質を発酵生産させる技術を通じ、天然由来の希少成分を持続可能かつ安価に生産することを目指しています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | プロセス ヘルスケア 医薬品 基盤技術 微生物 技術 株式会社 植物 植物由来 生産 発酵 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年4月18日、goooods株式会社は、総額6億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 goooodsは、卸売・仕入がワンストップで完結するBtoBコマースプラットフォーム「グ…
2022年2月24日、Crezit Holdings株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 消費者信用事業(貸金・割賦販売など)に参入したい企業に対し、金融サービス…
2020年12月21日、株式会社マネーコミュニケーションズは、給与前払いサービス「プリポケ」において、「立替払い型」プランの取扱いを開始することを発表しました。 「プリポケ」は、特定の給料日を待たずに…
AIQ株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 人工知能(AI)によるプロファイリング技術をもとに、“企業と個人の新しい繋がりを創るプラットフォーム”を提供しています。 効率的…
2024年8月27日、ユニファ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社MIXIとは、資本業務提携契約を締結しています。 ユニファは、保育総合ICT「ルクミー」シリーズを開発・…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

