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AIナレッジプラットフォームなどを提供する「Helpfeel」が26億円調達

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2025年8月27日、株式会社Helpfeelは、総額26億円の資金調達を発表しました。

Helpfeelは、AIナレッジプラットフォーム「Helpfeel」、AIを育てるナレッジベース「Helpfeel Cosense」、画像や動画をユーザーの代わりに記憶するAI「Gyazo」を提供しています。

「Helpfeel」は、AIによる意図予測検索エンジンを核としたFAQシステム/ナレッジベースです。顧客や社内ユーザーが自然言語で質問を入力すると、AIが瞬時に最適な回答コンテンツを提示し、自己解決率の向上や問い合わせ件数の大幅削減を実現します。

今回調達した資金は、AIナレッジデータプラットフォームの開発体制の強化に活用します。公開Webサイト、コールセンター、社内利用といった複数の領域でのプロダクト展開を加速します。

また、海外市場への展開も本格的に進めていきます。


顧客対応は顧客満足度を左右する重要な業務ですが、回答内容のばらつき、大量問い合わせによるキャパシティオーバー、同質の問合せがくり返される非効率性など、複数の課題を抱えています。

FAQシステムはユーザー自身が情報を取得できる仕組みです。実装によって問い合わせ業務の削減が期待できます。しかし大多数のFAQシステムは、必要な情報が掲載されていない、検索キーワードとマッチしない、更新が追いつかないといった理由で、ユーザーに活用されないまま放置されるケースが多いという課題を抱えています。

こうした課題を解決するため、HelpfeelはAIによる意図予測検索エンジンを核に、FAQの検索精度を根本から向上させるシステム「Helpfeel」を展開しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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