注目のスタートアップ

フィットネスジム「LifeFit」を運営する「FiT」が15億円調達

company

2025年8月13日、株式会社FiTは、総額15億円の資金調達を発表しました。

FiTは、フィットネスジム「LifeFit」を運営しています。

アプリ完結の手続き、24時間対応、2次元コードとセキュリティゲートを利用した入場、リーズナブルな料金体系などを特徴としています。

今回調達した資金は、2025年直営店のドミナント出店(東北・東海・九州・沖縄エリアへの新規直営出店)、全国規模でのフランチャイズ店舗拡大、既存店舗のサービス品質向上・運営体制強化に活用します。


現在、国内では約15%の人びとが生活習慣病を抱えており、健康寿命を阻む大きな要因となっています。生活習慣病は国民医療費にも深刻な影響を及ぼすため、ヘルスケアや予防医学の重要性はますます高まっています。

こうした背景から国内では健康志向が強まり、機能性表示食品をはじめとする健康関連市場が拡大しています。健康維持に欠かせない要素のひとつが運動です。国内のフィットネス業界は、健康意識の高まり、都市型小規模店舗の増加、24時間営業の拡大などを追い風に、2012年以降着実に成長を続けています。

一方、国内のフィットネスクラブは、海外と比べて利用料金が高額であることが課題となっています。これにより利用率が伸び悩んでいます。

そこで、この課題に対応するため、近年のフィットネス業界ではテクノロジーを活用した省人化・効率化によるコスト削減が進められています。とくに24時間営業の小型ジムが高い注目を集めています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ FIT LifeFit アプリ オンライン ジム フィットネス フィットネスジム フランチャイズ ヘルスケア ライフフィット 健康 株式会社 資金調達 運動
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

マイクロバイオームに特化したヘルスケア企業「KINS」が資金調達
2025年4月1日、株式会社KINSは、資金調達を発表しました。 引受先は、株式会社タウンズです。 タウンズとは、マイクロバイオームに着目した新たな診断技術や予防プロダクトの開発を目的とした業務提携に…
自宅や職場で生活習慣病セルフチェック「AMI指先採血キット」が販売開始
2020年12月10日、AMI株式会社は、「AMI指先採血キット(管理医療機器承認番号:22600BZX00362000)」と「クラウド健進」をリリースすることを発表しました。 「AMI指先採血キット…
Web会議の音声をリアル・タイムで文字起こしする「ObotAI Minutes」が10/1から提供開始
2020年9月9日、株式会社ObotAIは、「ObotAI Minutes」を、AIチャット・ボットを導入した企業・自治体向けに2020年10月1日から無償提供開始することを発表しました。 「Obot…
電気自動車を活用した電力需給調整システム開発の「REXEV」が7.4億円調達
2020年12月21日、株式会社REXEVは、約7億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 電気自動車(EV)を活用した電力需給調整システムの開発や、EV特化型カーシェアリング「eem…
ARグラス用ディスプレイモジュールなどを手がける「Cellid」が資金調達
2023年11月17日、Cellid株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Cellidは、薄型で没入感のあるWaveguideを搭載したARグラス用のディスプレイモジュールと、空間認識ソ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集