創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年7月3日サイト訪問者が顧客になるWeb接客ツールを提供する「OPTEMO」が5億円調達

2025年7月2日、株式会社OPTEMOは、総額約5億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約10億円となりました。
OPTEMOは、Webサイトに訪問した顧客とその場でコミュニケーションがとれる営業ツール「OPTEMO(オプテモ)」を開発・提供しています。
Webサイトに訪問した見込み顧客が見ている画面を確認しながら、チャットや音声通話によるアプローチを行うことで、商談化率の高いリードを獲得するツールです。
また、「OPTEMO」を通じた顧客体験の向上と顧客獲得をさらに推進するため、運用から実際の顧客対応までを包括的に提供するBPaaSを開始しています。
コロナ禍を契機に、従来の対面営業から、デジタルツールを活用したオンライン営業への移行が急速に進みました。
オンライン営業は、電話、ビデオ通話、各種オンラインツールを活用して非対面で営業活動を行います。
オンライン営業は、Web広告やSNSを通じてランディングページ(LP)や企業サイトに誘導し、資料請求や問い合わせを通じてリードを獲得する受動的な営業が一般的です。
しかし、この方法では、顧客情報を取得してから実際にアプローチをかけるまでにタイムラグが生じることが少なくありません。また、アプローチをかける間に顧客の関心が薄れたり、電話やメールへの反応が得られなかったりといった問題も発生します。
こうした課題を解決するため、OPTEMOは、Webサイト訪問者を顧客に転換する営業ツール「OPTEMO」を提供しています。Webサイトを訪問した見込み顧客に対してリアルタイムでアプローチを行うことでリードを獲得します。興味関心が高まっているタイミングで即座にコミュニケーションを取ることができるため、商談化率の向上や、アポイント獲得までの工数削減といった大きなメリットをもたらします。
営業は企業の売上を向上させる重要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。
また、社内の体制を整備するには資金調達も必要となるかもしれません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB OPTEMO SaaS Webサイト Web接客 インサイドセールス オプテモ コミュニケーション サイト ツール プッシュ型営業 企業 商談 営業 株式会社 訪問 資金調達 通話 音声 顧客 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月28日、株式会社トラーナは、総額約9億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 トラーナは、未就学児向け知育玩具サブスクリプションサービス「トイサブ!」を運営しています。 …
2025年2月25日、ホロバイオ株式会社は、総額2億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ホロバイオは、魚類の腸内細菌叢を最適化・機能化する養殖技術の実用化を目指す京都大学発スタートア…
2022年7月27日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社常陽銀行が出資するCVCファンド「Jレイズ投資事業有限責任組合」です。 クラウドキャストは、…
2022年5月19日、株式会社レスターホールディングスは、CVCファンド「Restar-SBI Innovation 投資事業有限責任組合」を通じて、Intelligence Design株式会社に出…
2021年8月3日、株式会社HashPortは、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏です。 NFT特化のブロックチ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

