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2025年3月10日新卒採用支援サービスを提供する「ABABA」が12.5億円調達

2025年3月7日、株式会社ABABAは、総額12億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ABABAは、ダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」や、就活版全国共通模試「REALME」を提供しています。
「ABABA」は、最終面接まで進んだ就活生だけが登録できるダイレクトリクルーティングサービスです。
最終面接で採用できなかった就活生に送付する不採用通知メールで「ABABA」への登録を促し、最終面接まで進んだ就活生として他企業のスカウトを受けられる機会を提供することで、就活生の心理的ストレス軽減に貢献するほか、採用企業のブランディングや、優秀な人材の採用にかかる工程の削減にも貢献します。
「REALME」は、AI面接を通じ、自己分析から面接練習までの就活対策を進められるサービスです。約20分間のAI面接を受験することで、新卒採用において重視される項目・能力が点数化されます。これにより、改善ポイントや自身に合った業界などを知ることが可能です。
今回調達した資金は、既存事業のさらなる成長や、新規サービスの研究開発に活用します。
新卒の就職活動は将来の人生に大きな影響を与える可能性がある重要なイベントです。
この就職活動では、短期間で将来を決定しなければならないプレッシャーや、失敗すると修正が難しいというストレスが大きな課題となっています。
なかでも不採用通知は候補者に強い精神的な負担を与えます。とくに最終面接まで進んだものの不採用となった場合、そのショックは計り知れません。
さらに、この通知は「お祈りメール」と呼ばれる定型的な文章で送られることがほとんどであり、応募者のモチベーションを下げるだけでなく、企業の印象が悪化する要因にもなっています。
一方で、企業は同時期に多数の候補者の対応を行う必要があるため、不採用通知の効率化という観点から「お祈りメール」を避けるのは難しいのが実情です。しかし、企業イメージの向上を考えれば、よりよい対応をしたいと考える企業も存在します。
ABABAは新卒ダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」を通じ、こうした課題の解決を目指しています。
最終面接に進んだということは、その学生の優秀さを示す証拠でもあります。そのため、彼らの情報を他の企業と共有することで、採用プロセスの効率化につなげることが可能です。
「ABABA」は、不採用通知を単なる「お祈りメール」ではなく、他の企業に優秀な学生であることを推薦する「お祈りエール」に変えることで、企業イメージの向上というメリットを提供しています。
これにより、企業・候補者双方にとってメリットのあるダイレクトリクルーティングサービスとして急速に成長しており、今後のさらなる発展が期待されています。
人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。
また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。
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