注目のスタートアップ

家具・家電のレンタル・サブスクリプションサービスを展開する「クラス」がみずほ銀行から6億円調達

company

2025年2月27日、株式会社クラスは、デットファイナンスにより株式会社みずほ銀行から6億円の資金調達を実施したことを発表しました。

クラスは、家具・家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS(クラス)」、法人向けのオフィス構築・大型オフィスの試用サービス「CLAS BUSINESS(クラスビジネス)」、デベロッパー・ハウスメーカー向けのインテリアコーディネートサービス「CLASホームステージング」を展開しています。

商品の生産/仕入れ、調達、管理、販促、配送、返却、交換品の回収、修繕、クリーニングといった事業インフラを自社で構築し、一気通貫型のサービスを展開しています。

今回調達した資金は、在庫投資などに活用します。


家具や家電は本来、長く使用できる製品ですが、大量生産・大量消費の社会では、本来の耐用年数よりも短期間で買い換えられ、廃棄されるケースが増えています。

この背景には、ライフスタイルの変化が激しいことや、新しい機能を持った製品の登場があると考えられます。

しかし、家具や家電は比較的高価であり、買い換えを希望するユーザーであっても、コスト面を考慮して我慢を選択することも少なくありません。

こうした課題に対し、家具・家電のサブスクリプションサービスやレンタルサービスは有効な解決策となる可能性があります。

従来の「所有」する消費スタイルでは、気軽な買い換えが難しくなる一方で、安価な製品の大量消費・廃棄といった問題も発生します。

一方、サブスク・レンタルサービスでは、使用済みの家具・家電を新たなユーザーへと提供することで、製品の利用期間を最大化できます。さらに、ユーザーは購入よりも低コストで新しい家具や家電を利用できるメリットがあります。

「CLAS」は、家具・家電のレンタル・サブスクリプションサービスとして、回収した家具・家電を修繕・クリーニングし、再流通させることで、高品質な循環を実現しています。

レンタルサービスなどは資金に制限のある創業期において便利な存在です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期にとって大きな投資となるオフィスについて、レンタルやコワーキングスペースのメリット・デメリットを比較し、おすすめの形態を解説しています。

また、企業の成長においては資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CLAS CLAS BUSINESS インテリア オフィス クラス コーディネート サブスク ホームステージング レンタル 家具 家電 株式会社 法人 耐久消費財 資源循環 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

知能ロボットコントローラー「Mujinコントローラ」を手がける「Mujin」が123億円調達
2023年9月5日、株式会社Mujinは、総額123億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Mujinは、汎用的知能ロボットコントローラー「Mujinコントローラ」や、ロボットビジョンシステム「…
eスポーツ大会運営などeスポーツ事業を展開する「TechnoBlood eSports」が資金調達
2022年6月28日、株式会社TechnoBlood eSportsは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、スマートフォンアクセサリーの販売や、ゲーミングモニターブランド「Pixio」の…
物流DXプラットフォーム「LIFTI」を運営する「Univearth」が3.6億円調達
2025年10月2日、株式会社Univearthは、総額3億6000万円の資金調達を発表しました。 Univearthは、物流DXプラットフォーム「LIFTI」を運営しています。 ソフトウェアの提供や…
「matsuri technologies」が「一時帰国.com」において「2週間自主待機+長期滞在セットプラン」を開始
2020年12月17日、matsuri technologies株式会社は、「一時帰国.com」において「2週間自主待機+長期滞在セットプラン」を開始したことを発表しました。 「一時帰国.com」は、…
サーキュラーエコノミーを実現するデータプラットフォーム「pool」を提供する「レコテック」が資金調達
2024年7月26日、レコテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 レコテックは、サーキュラーエコノミーを実現するデータプラットフォーム「pool」を提供しています。 誰が・どこで・何…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集