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2025年2月28日家具・家電のレンタル・サブスクリプションサービスを展開する「クラス」がみずほ銀行から6億円調達

2025年2月27日、株式会社クラスは、デットファイナンスにより株式会社みずほ銀行から6億円の資金調達を実施したことを発表しました。
クラスは、家具・家電のレンタル・サブスクサービス「CLAS(クラス)」、法人向けのオフィス構築・大型オフィスの試用サービス「CLAS BUSINESS(クラスビジネス)」、デベロッパー・ハウスメーカー向けのインテリアコーディネートサービス「CLASホームステージング」を展開しています。
商品の生産/仕入れ、調達、管理、販促、配送、返却、交換品の回収、修繕、クリーニングといった事業インフラを自社で構築し、一気通貫型のサービスを展開しています。
今回調達した資金は、在庫投資などに活用します。
家具や家電は本来、長く使用できる製品ですが、大量生産・大量消費の社会では、本来の耐用年数よりも短期間で買い換えられ、廃棄されるケースが増えています。
この背景には、ライフスタイルの変化が激しいことや、新しい機能を持った製品の登場があると考えられます。
しかし、家具や家電は比較的高価であり、買い換えを希望するユーザーであっても、コスト面を考慮して我慢を選択することも少なくありません。
こうした課題に対し、家具・家電のサブスクリプションサービスやレンタルサービスは有効な解決策となる可能性があります。
従来の「所有」する消費スタイルでは、気軽な買い換えが難しくなる一方で、安価な製品の大量消費・廃棄といった問題も発生します。
一方、サブスク・レンタルサービスでは、使用済みの家具・家電を新たなユーザーへと提供することで、製品の利用期間を最大化できます。さらに、ユーザーは購入よりも低コストで新しい家具や家電を利用できるメリットがあります。
「CLAS」は、家具・家電のレンタル・サブスクリプションサービスとして、回収した家具・家電を修繕・クリーニングし、再流通させることで、高品質な循環を実現しています。
レンタルサービスなどは資金に制限のある創業期において便利な存在です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期にとって大きな投資となるオフィスについて、レンタルやコワーキングスペースのメリット・デメリットを比較し、おすすめの形態を解説しています。
また、企業の成長においては資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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