注目のスタートアップ

配管減肉モニタリングシステムを開発する「CAST」が1.5億円調達

company

2025年2月12日、株式会社CASTは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

CASTは、熊本大学の研究成果である「ゾルゲル複合体圧電デバイス」技術を活用した、配管減肉モニタリングシステムの実用化を目指す熊本大学認定ベンチャー企業です。

開発する配管減肉モニタリングシステムは、独自の薄型圧電センサーにより、つけっぱなしで継続的に計測することを可能にしたモニタリングシステムです。

これにより、高所・挟所・暗所などの危険な場所において、従業員がセンサーを手に検査するという業務負担の解消を目指しています。

製油所・大手化学工場を中心にPoC実施を進めています。

今回の資金調達により、防爆認証取得に向けた開発と手続きを加速していきます。


工場などの現場では、さまざまな設備や機械が日夜稼働しています。

円滑かつ安全に工場を運転するには、設備の定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。一方で、点検・保守・メンテナンスにはコストがかかり、人手も必要となるため、効率化や省人化のニーズが高まっています。

こうした背景から、近年は工場の設備や機械にセンサーやIoTデバイスを取りつけ、遠隔で監視するシステムの導入が進んでいます。

工場などには、高温・低温・高圧・高所・狭所などの危険な環境が存在しており、点検業務にはリスクが伴います。遠隔モニタリングシステムは、点検業務の効率化に加え、こうしたリスクの低減にもつながることが期待されています。

とくに化学プラントなどでは危険な環境が多いため、遠隔モニタリングシステムのニーズが高まっています。

CASTは、過酷な環境でも常時設置が可能なセンサーを活用し、配管減肉モニタリングシステムを実現することで、業務効率化やリスク低減に貢献することを目指しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT インフラ システム スタートアップ センサー メンテナンス モニタリング 保守 大学発ベンチャー 工場 点検 研究開発 設備
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

法定点検の報告書作成SaaS「点検エキスパート」を展開する「WAVE1」が「ショーケース」と資本業務提携
2023年2月10日、株式会社WAVE1は、株式会社ショーケースと資本業務提携し、防災DXを推進するバーティカルSaaSを共同開発することを発表しました。 WAVE1は、マンションやオフィスビルなどの…
小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」 「水ing」からの出資が決定
2022年9月26日、WOTA株式会社は、水ing株式会社から出資を受けることが決定したと発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA BOX」・水循環型手洗いスタンド「WOSH」の…
テレプレゼンスシステム「窓」を開発・販売する「MUSVI」が資金調達
2025年4月17日、MUSVI株式会社は、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は7.2億円となります。 MUSVIは、テレプレゼンスシステム「窓」の開発・販売を行っています。 …
デジタルイネーブルメントプラットフォームを提供する「WE UP」が5,900万円調達
2023年2月22日、株式会社WE UPは、総額5,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WE UPは、ノーコード・プログラミング不要でWebサイト上のサービスガイドを作成できるデジタル…
量子科学に基づく新規材料の社会実装を目指す東大発スタートアップ「TopoLogic」が1.3億円調達
2022年4月7日、TopoLogic株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TopoLogicは、量子科学に基づく新規材料の社会実装を目指す東大発スタートアップで…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳