注目のスタートアップ

ソーシャルセクターと企業向けに寄付DXシステムを提供する「コングラント」が3億円調達

company

2024年11月22日、コングラント株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

コングラントは、ソーシャルセクターと企業向けに、寄付決済を中心とする寄付DXシステムを提供しています。

寄付募集・決済・CRMなどファンドレイジングに必要なすべてをワンストップで提供しています。

これまで30社以上の企業と共創してきたノウハウをもとに、よりインパクトのある構造を設計し、大企業との共創による寄付DXを実現していきます。


寄付金は、公共事業や公益・福祉施設、非営利団体にとって重要な資金源となっています。これらの活動は、ビジネスのように直接的な対価を得ることが難しい一方で、社会にとって欠かせないものであり、人びとの善意に基づく寄付がその活動を支える柱となっています。

しかしながら、日本では寄付文化が十分に根づいていないことが指摘されており、寄付の普及や文化の醸成が課題となっています。近年、東日本大震災やコロナ禍、能登半島地震などの災害をきっかけに寄付を行う人や寄付金を募る活動が増加し、寄付の重要性が改めて注目されています。また、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に伴い、社会課題を「自分事」として捉える意識が広まり、公共事業や公益活動への寄付に積極的に参加する個人も増えてきています。

こうした背景を受け、コングラントは寄付のさらなる活性化を目指し、寄付DXシステムを提供しています。このシステムは、寄付をより広範囲に届けるためのインフラとして機能し、非営利団体や公共事業を支える寄付金の流れを効率化しながら拡大することを目指しています。

さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期は予算の問題から大規模なシステム導入は難しいかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することでかなりの負担軽減が可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CRM DX NPO コングラント システム ソーシャルセクター デジタル化 企業 寄付 寄付募集 寄附 株式会社 決済 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2023」デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)・デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)、「デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)」(3次締切分)の公募が受付中です。 デジタル化基盤導…
ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォーム「TERRAST」提供の「サステナブル・ラボ」が資金調達
2022年3月9日、サステナブル・ラボ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォーム「TERRAST(テラスト)」(β版)を提供しています。…
電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」が約1.8億円調達
2020年12月23日、ZAIKO株式会社は、180万ドル(約1億8,600万円)の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Infinity Venturesです。 ZAIKOは、次世代電子…
eスポーツ大会に特化したプラットフォーム「GameTector」運営の「RIM」が3,500万円調達
2020年6月18日、RIM株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツ大会に特会したプラットフォーム「GameTector(ゲームテクター)」を運営しています。 エントリー選手管理…
巨大言語モデルソフトウェアを開発する「Spiral.AI」が8.3億円調達
2023年9月8日、Spiral.AI株式会社は、総額約8億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Spiral.AIは、巨大言語モデル(LLM、大規模言語モデル)に関連した3つのサー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集