注目のスタートアップ

スポーツマーケティングにおけるスポンサー広告効果をAIで可視化する「NextStairs」が1530万円調達

company

2024年12月2日、株式会NextStairsは、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」により1530万円の資金調達を実施したことを発表しました。

NextStairsは、AIを活用したデータ分析技術を駆使し、スポーツチームにおけるスポンサー広告露出効果を定量的なデータで示すことで、スポーツチームとスポンサー企業双方のデータドリブンなマーケティング戦略の立案を支援することを目指しています。

今回の資金調達により、メディア露出広告価値だけでなく、会場内外広告価値や社会的価値などの新たな価値の可視化に向け、スポーツマーケティング分野の研究機関と連携してサービス開発を加速させます。


スポーツ庁の報告書「第3期スポーツ基本計画の概要(詳細版)・データ集(スポーツの成長産業化)」によれば、日本のスポーツ市場は2012年の5.5兆円から2018年には9.1兆円と大幅に成長しています。

また、2016年に日本3番目となるプロスポーツリーグであるBリーグ(バスケットボール)が発足するなど、プロスポーツの拡大も始まっているほか、プロリーグ化を見据えた各種スポーツリーグが相次いで誕生するなど、スポーツビジネスが急速に盛りあがっています。

スポーツビジネスの収益構造は、主に、チケット、放映権、スポンサー、グッズの4つで成り立っています。

とくにプロ野球以外のスポーツは全収益に占めるスポンサー収入の割合が高く、重要な収益源となっています。

しかしながら、スポーツビジネスにおける広告は、地域企業としての存在感をアピールするためなど、定性的な観点から出稿されることが多く、その広告効果が明確にされていないという課題を抱えています。

NextStairsは、この領域において、スポンサーの広告露出効果を透明性の高い定量的なデータと示すことで、スポーツチームとスポンサー企業双方のデータドリブンなマーケティング戦略の律愛を支援することを目指しています。

ビジネスの大きな成長のためには資金調達が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法や、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB FUNDINNO NextStairs クラウドファンディング スポーツ スポーツビジネス スポンサー データドリブン データ分析 マーケティング メディア 可視化 広告 広告効果 広告露出効果 戦略 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「NORUDE」を展開する「サイクループ」が3億円調達
2022年9月30日、サイクループ株式会社は、総額3億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 サイクループは、電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「NORUDE(ノルーデ)」を展開して…
総合ITベンダー「インテック」がドローン・ロボットソリューションを提供する「ブルーイノベーション」と業務・資本提携
2022年5月26日、株式会社インテックは、ブルーイノベーション株式会社と、業務・資本提携契約を締結したことを発表しました。 インテックは、TISインテックグループのシステムインテグレーターです。 ブ…
がんのウイルス免疫療法を開発・実用化に取り組む「サーブ・バイオファーマ」が10億円調達
2022年12月28日、サーブ・バイオファーマ株式会社は、DCIパートナーズ株式会社が運営管理する大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合、および、鹿児島銀行系の鹿児島ディベロップメント株式会…
AI時代に必要な考える力を伸ばす学習塾「ミライ式」を運営する「TricoLogic」が資金調達
2024年12月19日、株式会社TricoLogicは、資金調達を実施したことを発表しました。 TricoLogicは、AI時代に必要な考える力を伸ばす学習塾「ミライ式」を運営しています。 学習指導要…
フードデリバリーサービス提供の「Chompy」が7.8億円調達
2021年6月30日、株式会社Chompyは、総額約7億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2021年6月26日付で社名を株式会社シンから、株式会社Chompyに変更していま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集