創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年11月25日債権管理・督促回収システム「Lectoプラットフォーム」を提供する「Lecto」が資金調達

2024年11月25日、Lecto株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約13億円超となりました。
Lectoは、債権管理・督促回収システム「Lectoプラットフォーム」を提供しています。
事業者の債権情報を連携し、債権管理に必要な業務を自動化、一元管理するプラットフォームです。
金融サービスのほか、サブスクリプションサービス、公共サービス、不動産賃貸サービス、通信サービスなど、支払いが発生する幅広い業種・業態のサービスに導入されています。
今回の資金は、体制強化を目的とした人材採用、マーケティングの強化などに充当します。
債権管理とは、売掛金や未収入金といった債権を適切に管理し、確実に回収するための業務を指します。BtoB取引では、納品時に代金を受け取るのではなく、後日請求書払いで取引を行うケースが一般的です。また、BtoC取引でも後払いサービスやECサイトでの銀行振込などで売掛金が発生することがあります。
これらの取引において、相手方に悪意がなくても予期せぬトラブルや事務的なミスなどにより支払いが遅延する場合があります。そのため、こうした未収金を効率的に回収することは、企業の安定した資金繰りを維持するうえでも非常に重要です。しかしながら、売掛金の管理や督促業務は煩雑で、経理部門に大きな負担をかける要因になっています。
Lectoは、このような債権管理業務を効率化するため、「Lectoプラットフォーム」を提供しています。このプラットフォームは、債権管理から督促回収に至るプロセスを自動化することで、経理部門の負担を軽減し、企業が抱える課題を解消する支援を行っています。これにより、業務効率の向上だけでなく、安定した資金回収を実現することが可能になります。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB DX Lecto Lectoプラットフォーム システム プラットフォーム 一元管理 債権管理 再建 支払い 株式会社 督促 督促回収 自動化 資金繰り 資金調達 金融 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年8月1日、株式会社フツパーは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フツパーは、外観検査自動化AIサービス「メキキバイト」を提供しています。 クライアント企業の環境…
2025年3月26日、ブラックキャット・カーニバル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ブラックキャット・カーニバルは、ショートSNS「ブラックキャット・カーニバル(ブラキャニ)」を運営…
2021年1月12日、株式会社かんざしは、「クラウド商談どこでもSHOWBY」を2021年1月12日から提供開始することを発表しました。 「クラウド商談どこでもSHOWBY」は、初期費用0円・月額利用…
2024年2月2日、株式会社グリーンケミカルは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グリーンケミカルは、非可食バイオマス資源を原料に、従来の石油由来製品を代替する芳香族系バ…
2022年2月24日、Crezit Holdings株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 消費者信用事業(貸金・割賦販売など)に参入したい企業に対し、金融サービス…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…