注目のスタートアップ

VISAカードとアプリを活用したポイント型福利厚生プラットフォームを提供する「miive」が4.5億円調達

company

2024年11月12日、株式会社miiveは、総額約4億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

miiveは、VISAカードとアプリを活用したポイント型の福利厚生プラットフォーム「miive(ミーブ)」を提供しています。

企業は、利用できる店や使い方を設定して従業員にポイントを付与でき、従業員は、専用カードで決済することでポイントを利用できる福利厚生プラットフォームです。

面倒な利用申請や経費申請の手間がなくなるため、福利厚生制度の運営にかかる業務負担の軽減や、制度の気軽な見直し・改善も可能です。

また、従業員の金銭的負担に寄与するサービス「miiveクーポン」を来春に開始する予定です。

今回の資金は、人材採用やプロダクトの拡充などに充当します。


福利厚生とは、企業が従業員やその家族に対して提供する給与以外の報酬のことです。

福利厚生の目的は、従業員満足度向上や、社内の活気向上、従業員間のコミュニケーション促進などです。

近年は少子高齢化によって人手不足が深刻化していることから、優秀な人材を確保し、従業員が長く安心して働ける環境づくりの一環として福利厚生の重要性が高まっています。

一方、従業員が積極的に利用したくなるような効果的な福利厚生制度を設計・運営することは簡単ではありません。経営陣と従業員のニーズのすれ違いや、経費精算や申請手続きの手間が運用の障壁になることもあります。

このような課題を解決し、柔軟で効果的な福利厚生制度を提供するために、外部の福利厚生サービスを導入する企業が増えています。

こうした背景のもと、miiveは、VISAプリペイドカードを活用した福利厚生プラットフォームを提供しています。

VISA加盟店で利用可能であることから、幅広いサービスを福利厚生として提供することができます。たとえば、オフィスに近い飲食店でランチミーティングに使えるようにするなど、企業のニーズに合わせて多様な福利厚生を提供できます。

事業を大きく成長させるには戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携・協業が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB miive カード クーポン プラットフォーム プリペイドカード ポイント ミーブ 従業員 従業員満足度 株式会社 決済 福利厚生 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

エイジングケア美容液ブランド「fracora」運営の「協和」が睡眠状態を可視化する「S’UIMIN」に出資
2022年5月17日、株式会社協和は、株式会社S’UIMINへの出資を2022年3月より実施したことを発表しました。 協和は、健康・美容に特化したブランド「fracora(フラコラ)」を運営しています…
プリペイドカード型の福利厚生サービスを提供する「miive」が5.8億円調達
2022年7月20日、株式会社miiveは、総額5億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 miiveは、エンゲージメントを向上するEX(従業員体験)プラットフォーム「miive」(2…
スマート水田サービス「paditch」を開発・運営する「笑農和」が資金調達
2023年12月22日、株式会社笑農和は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社脱炭素化支援機構です。 笑農和は、スマート水田サービス「paditch(パディッチ)」を開発・運営し…
「ジャパンネット銀行」が「PayPay銀行」に社名を変更し営業を開始
2021年4月5日、PayPay銀行株式会社は、関係当局から商号変更に係る認可を取得し、2021年4月5日にジャパンネット銀行から社名を変更し、PayPay銀行として営業を開始したことを発表しました。…
スタートアップと投資家向け教育・研修サービス「ケップルアカデミー」β版がリリース
2019年8月5日、株式会社ケップルは、「ケップルアカデミー(KEPPLE ACADEMY)」を開設し、同日から受講生の募集を開始したこと発表しました。 「ケップルアカデミー」は、スタートアップと投資…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集