リハビリDXツールを開発・提供する「デジリハ」が資金調達

2024年10月25日、株式会社デジリハは、資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は4.4億円となりました。

デジリハは、リハビリDXツール「デジリハ」を開発・提供しています。

デジタルアートと各種センサーによって起きるインタラクションを活用してリハビリにエンターテインメント要素を加えることで、リハビリにおけるモチベーションの維持や継続性の向上を実現するリハビリツールです。

2021年からサービス提供を開始し、2024年10月現在、全国約100か所の総合病院・リハビリ病院・放課後等サービス・特別支援学校などに導入されています。

現在、デジリハに蓄積された使用データを活用し、リハビリの評価につなげるシステムの開発を行っています。

今回の資金は、営業職・エンジニアなどの採用、組織体制の強化に充当します。


障害児・障害者にとってリハビリテーションは、残存機能の強化や、障害軽減を通じた二次障害の予防、より自分らしく生活するために重要な取り組みです。

しかしながら、リハビリでは困難な動作を実施する必要があり、心身に負担がかかる場合も多くあります。

とくに年齢の低い子どもにとっては、リハビリの必要性を理解することが難しく、ときには嫌がりながら取り組まざるを得ないケースもあります。

病は気からといった言葉もありますが、脳科学の分野でも、当事者の意欲が回復に大きく関わることが提言されており、リハビリにおいて本人が主体的に取り組むことが重要とされています。また、意欲があるかどうかは、リハビリを継続できるかにも影響を与えます。

そこでデジリハは、リハビリに「遊び」の要素を取り入れ、楽しさを感じながら取り組めるプログラムの実施をサポートするリハビリツール「デジリハ」を提供しています。

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