創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年10月18日AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売する「AGRIST」が資金調達
2024年10月8日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、NIPPON EXPRESSホールディングスです。
AGRISTは、農業ロボットの開発や、農業AIの開発、次世代農場事業などを展開しています。
AIと収穫ロボットを活用し、低炭素ビニールハウスで循環型農業を実現する農業パッケージ「Sustagram Farm」を開発し、行政と連携した事業を全国で展開しています。
今回の資金調達とNIPPON EXPRESSホールディングスとの連携により、AIによる収穫量予測の高度化、ロボット技術の導入、物流ネットワークとの連携、海外展開などを加速していきます。
日本の農業は、少子化による人手不足や、高齢化に伴う生産性の低下、後継者不足、気候変動への対応、食料自給率の向上など、多くの課題に直面しています。これらの問題を解決するため、テクノロジーの力を活用した「スマート農業」が推進されています。
スマート農業では、IoTを用いたデータ取得による農地の状態の可視化・管理、ロボットやAIを活用した作業の効率化が進められています。とくにロボットは、省人化と自動化を大きく進めることができるため、人手不足の解消に寄与するものとして期待が寄せられています。
AGRISTは、こうしたスマート農業を推進するアグリテックスタートアップ企業です。
これまでに、キュウリやピーマンの自動収穫ロボットを市場に投入しており、さらにこれらの自動収穫ロボットに適したビニールハウスによる循環型農業も提案しています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AGRIST Agritech AI BtoB DX NIPPON EXPRESSホールディングス アグリテック スマート農業 テクノロジー デジタル化 ビニールハウス ロボット 循環型 株式会社 自動収穫 資金調達 農業 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年7月29日、ワンダーラボ株式会社は、2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社小学館です。 ワンダーラボは、STEAM教育領域において、思考力育成アプリ「…
2022年12月8日、株式会社NearMeは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NearMeは、ドアツードアの送迎において、独自のAIを活用して運行や乗客の相乗りを最大化することで…
2021年4月27日、オンド株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業の温室効果ガス・サプライチェーン排出量自動算定ソフトウェア「ond accounting」や、分…
2024年6月4日、株式会社Pale Blueは、総額約25億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pale Blueは、推進剤に水を利用した小型衛星用の推進機を開発しています。 さまざまな人工…
2023年3月15日、株式会社movは、資金調達を実施したことを発表しました。 movは、AI店舗支援SaaS「口コミコム」や、インバウンド総合メディア「訪日ラボ」を提供・運営しています。 「口コミコ…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…