注目のスタートアップ

AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売する「AGRIST」が資金調達

company

2024年10月8日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、NIPPON EXPRESSホールディングスです。

AGRISTは、農業ロボットの開発や、農業AIの開発、次世代農場事業などを展開しています。

AIと収穫ロボットを活用し、低炭素ビニールハウスで循環型農業を実現する農業パッケージ「Sustagram Farm」を開発し、行政と連携した事業を全国で展開しています。

今回の資金調達とNIPPON EXPRESSホールディングスとの連携により、AIによる収穫量予測の高度化、ロボット技術の導入、物流ネットワークとの連携、海外展開などを加速していきます。


日本の農業は、少子化による人手不足や、高齢化に伴う生産性の低下、後継者不足、気候変動への対応、食料自給率の向上など、多くの課題に直面しています。これらの問題を解決するため、テクノロジーの力を活用した「スマート農業」が推進されています。

スマート農業では、IoTを用いたデータ取得による農地の状態の可視化・管理、ロボットやAIを活用した作業の効率化が進められています。とくにロボットは、省人化と自動化を大きく進めることができるため、人手不足の解消に寄与するものとして期待が寄せられています。

AGRISTは、こうしたスマート農業を推進するアグリテックスタートアップ企業です。

これまでに、キュウリやピーマンの自動収穫ロボットを市場に投入しており、さらにこれらの自動収穫ロボットに適したビニールハウスによる循環型農業も提案しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Agritech AI BtoB DX アグリテック スマート農業 テクノロジー デジタル化 ロボット 株式会社 資金調達 農業
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

バーチャルプラットフォーム「Oasis」を運営する「エクステンシブル」が「フロンティアコンサルティング」と資本業務提携
2023年1月27日、株式会社エクステンシブルは、株式会社フロンティアコンサルティングと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エクステンシブルは、バーチャルプラットフォーム「Oasis」を運…
クリエイターとの連携を軸に多彩なエンターテインメント事業を展開する「灯白社」が資金調達
2025年1月10日、株式会社灯白社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、GENDA Capital 1号投資事業有限責任組合です。 灯白社は、イラストレーターやクリエイターとの連携を…
投資家と資産運用アドバイザー(IFA)のマッチングサイト「わたしのIFA」を運営する「アドバイザーナビ」が資金調達
2024年4月3日、アドバイザーナビ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 アドバイザーナビは、投資家と資産運⽤アドバイザー(IFA)のマッチングサイト「わたしのIFA」を運営しています。…
がんなどの病変を光らせて特定化する蛍光診断薬(ナビゲーションドラッグ)を開発する「五稜化薬」が2.8億円調達
2023年7月31日、五稜化薬株式会社は、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 五稜化薬は、乳がんの体外診断薬(GCP-006)をリード製品として、食道がんなど複数のナビゲー…
Honda発スタートアップ「Ashirase」 視覚障害者向け靴装着型IoTデバイス/ナビゲーションアプリを開発中
株式会社Ashiraseは、靴装着型IoTデバイス及びナビゲーションアプリを開発しています。 Ashiraseは、本田技研工業株式会社(Honda)の新事業創出プログラム「IGNITION」発の第1号…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集