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2024年10月1日「GXサプライチェーン構築支援事業」補助金

「GXサプライチェーン構築支援事業」第2回公募のご案内です。
水電解装置、浮体式等洋上風力発電設備、ペロブスカイト太陽電池、燃料電池等をはじめとする、GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することを目的としています。
予算額
421,200,000,000円(2028年度までの国庫債務負担含む)
補助率
大企業:1/3以内
中小企業等:1/2以内
事業期間
2024年9月17日~2029年3月31日
補助対象要件
次に掲げる製品の生産に係る設備投資等を行う事業であること。なお、完成品以外の製品については、最新の完成品へ採用されることが見込まれるものに限る。
(1)ペロブスカイト太陽電池
・完成品(ペロブスカイト結晶構造の発電層を有するフィルム型の太陽電池)
・レーザー加工装置
(2)浮体式等洋上風力発電設備
・ブレード※、タワー、ナセル、係留索・係留チェーン、アンカー、浮体基礎
※補助対象には、製品の原料、中間材を含む。
補助対象
上記に掲げる製品を製造する工場で使用する設備機械装置、建物等取得費(新設、立て替え、リフォーム含む)及びシステム購入費
※設備機械装置の購入(改造等含む)は必須とし、設備機械装置の購入を伴わない案件は補助対象外とする。
補助対象施設
次に掲げる施設において行われる事業であること。
工場:日本標準産業分類(2023年7月告示)に掲げる製造業の用に供される施設
第2回公募期間
2024年9月17日(火)~2024年10月31日(木)12:00
SDGs(持続可能な開発目標)の推進により、日本では社会全体でさまざまな環境対応が進められています。
現代社会はエネルギー供給の大部分を化石資源に依存しています。この化石資源は将来的に枯渇してしまうほか、採掘から利用までの間で大量の二酸化炭素を排出します。この二酸化炭素は気候変動の主な要因とされ、世界的に排出の抑制や削減に向けた取り組みが求められています。
こうした背景のもと、太陽光発電や風力発電など、枯渇しないエネルギー、つまり再生可能エネルギーの社会実装が進められています。
国内発電電力量に占めるの再生可能エネルギーの発電量は、2021年度において約20.3%であり、着実に再生可能エネルギーの導入が進んでいます。
しかしながら日本は他国と比較して、太陽光発電では設備を導入するための広大で平坦な土地が少ないこと、風力発電では年中安定して風が吹く土地が少ないこと、台風などの災害リスクが高いことなどの理由により、設備が導入できる場所が限られているという課題を抱えています。
このため、日本の風土に適した製品の開発が進められています。
現状有効と考えられているのが、フィルム型の太陽電池を用いた太陽光発電設備や、沖合に浮かべて設置できる浮体式洋上風力発電設備などであり、今回の「GXサプライチェーン構築支援事業」では、こうした製品の生産にかかる設備投資を行う事業を支援し、国内におけるGXサプライチェーンの構築を目指しています。
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