注目のスタートアップ

低アルコール飲料のD2Cブランド「koyoi」を手がける「SEAM」が資金調達

company

2024年9月13日、株式会社SEAMは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」です。

SEAMは、低アルコール飲料のD2Cブランド「koyoi」や、付加価値のあるアルコール飲料を展開したい企業を対象に、企画・開発・プロモーションまでを一貫してサポートするプロデュース事業を展開しています。

今回の資金は、BtoBプロデュース事業の拡大、組織体制の強化に充当します。


近年、コロナ禍による巣ごもり需要、健康志向の高まり、酒税法改正などにより、低アルコール・微アルコール飲料の注目が高まってきています。

もともと低アルコール飲料の選択肢はあまり多くありませんでした。これはノンアルコール飲料が市場を確立し、酔いたくはない(あるいは酔ってはいけない)がお酒を飲んでいる気分を味わいたいというユーザーの需要を満たしており、低アルコール飲料は中途半端な立ち位置にあったためです。

しかしながら、コロナ禍ではこれまで体質の問題からアルコール飲料を遠ざけていた層に対し、低アルコール・微アルコール飲料が浸透し、新たな市場の開拓が進んでいます。

事業のさらなる成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ発行累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ D2C アルコール ブランド プロデュース 株式会社 資金調達 飲料
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

起業家と投資家をつなぐピッチ動画プラットフォーム「GoToPitch」がリリース
2021年6月24日、ScientistPage株式会社は、「GoToPitch」をリリースしたことを発表しました。 「GoToPitch」は、ピッチ動画作成・録画機能とマッチング機能を併せ持つ、登録…
風況観測・シミュレーション・解析事業展開の「レラテック」が資金調達
2021年11月24日、レラテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 風況観測、風況シミュレーション、風況解析事業を展開しています。 風況観測事業では、風力発電事業において必要となる風…
暗号資産取引所「bitbank」運営の「ビットバンク」が75億円調達
2021年9月2日、ビットバンク株式会社は、総額約75億円の資金調達を実施したことを発表しました。 暗号資産取引所「bitbank」を運営しています。 引受先の株式会社ミクシィとは資本業務提携契約を締…
「アルトア オンライン融資サービス」のオンライン本人確認「eKYC」がAndroidに対応
2020年3月16日、オリックス株式会社および弥生株式会社が共同で設立した、アルトア株式会社は、「アルトア オンライン融資サービス」におけるオンライン本人確認「eKYC」においてAndroidに対応し…
半導体検査を短縮する電子ビーム生成装置を開発・製造・販売する「Photo electron Soul」が3.5億円調達
2022年5月31日、株式会社Photo electron Soulは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Photo electron Soulは、電子ビーム生成装置を開…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集