「令和6年版通商白書」

tips

経済産業省は、「令和6年版通商白書」を取りまとめ、閣議配布したことを発表しました。

ポイント

世界経済の分断の危機が見られる中、ルールベースの国際貿易秩序の再構築や、今後高い成長が見込まれ、重要鉱物・物資等のサプライチェーン強靱化の観点からも重要なパートナーとなりうるグローバル・サウス諸国との連携強化が重要であることを示しています。

また、特定の国への過度な依存によるリスクが顕在化していることを踏まえ、公平な競争条件を確保し、透明・強靱で持続可能なサプライチェーンを構築するために同志国で協調していくことが重要であることを指摘しています。

円安が進む中でも輸出数量が伸び悩んでおり、生産・調達の国内回帰の機運が高まる中で輸出力の強化が課題であることを示しています。

また、我が国製造業の8割を占める、部素材の供給を通じて間接的に輸出に貢献している間接輸出企業による新規の海外展開や、中堅企業を含めてグローバルな競争に勝ち抜ける企業の育成が重要であることなどを指摘しています。


通商白書は、国際経済動向や通商に影響する諸外国の政策の分析を通じて、通商政策の形成に貢献するとともに、国民等に対して通商政策を基礎づける考え方や方向性を示すことを目的とした公表資料です。

「令和6年版通商白書」は、3部(I動向編、II構造編、III施策編)で構成されています。

第I部では世界経済の動向と課題、第II部では世界経済・日本経済の構造的課題について分析し、第III部では通商分野にかかる政府の取り組みを報告しています。

コロナ禍の影響を受けた世界経済は回復に向かいつつありますが、その傾向には地域差があります。とくにインド等のグローバルサウス諸国は高い成長が見られており、日本企業による事業拡大意欲もあります。この成長を活かすため、ガバナンス・対外開放・イノベーションの実現を支援することが重要であると示しています。

ほかには、現在日本は歴史的な円安となっており、輸出の好機を迎えています。しかし輸出数量については伸び悩んでおり、また海外情勢の不安定さから国内回帰の気運が高まっていることから、輸出力の強化が課題となっています。

創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ サプライチェーン 物流
詳細はこちら

「令和6年版通商白書」を取りまとめました

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2026年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「EAGLYS」と「椿本チエイン」が資本業務提携を強化 「AI画像認識技術」の事業展開を加速
2023年5月8日、EAGLYS株式会社は、株式会社椿本チエインがEAGLYSの第三者割当増資を引き受け、2021年2月の出資に続く追加資本提携を実施したことを発表しました。 EAGLYSは、秘密計算…
倉庫のシェア、どこまで進むか 「souco」が4億円調達
株式会社soucoは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約しマッチングするプラットフォーム「souco」…
海事産業のDXを目指す「Marindows」が資金調達
2022年6月30日、Marindows株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三井住友ファイナンス&リース株式社です。 海上でも速い通信が行える次世代ブロードバンド通信の登場を…
在庫分析クラウド「FULL KAITEN」を提供する「フルカイテン」が3.5億円調達
2023年11月27日、フルカイテン株式会社は、株式会社日本政策金融公庫からスタートアップ支援資金の新株予約権付融資によって3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の調達は20…
生鮮食品の早朝宅配サービス「モーニング・エキスプレス」を運営する「カノエ」が7,000万円調達
2022年11月30日、株式会社カノエは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生鮮食品の早朝宅配サービス「モーニング・エキスプレス」を運営しています。 夜22時までの注文で翌朝…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳