注目のスタートアップ

最新デバイスのサブスクリプションサービスを手がける「Reboot」が1.2億円調達

company

2024年6月28日、Reboot株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Rebootは、スマートフォンを中心としたデジタルデバイスのサブスクリプションサービス「リブート」を運営しています。

デジタルデバイス所有に伴う初期負担軽減、損害保険加入、修理・整備、リユース・リサイクルを利用者に代わって行うことで、利用者がデバイスの利用だけにフォーカスできる仕組みを提供しています。

今後、商品ラインナップの拡大や、さらなる機能開発を行っていきます。

具体的には、パートナー企業との協業、法人向けサービスのローンチ、ポイントプログラムの導入、契約後にユーザーのデバイスとして購入できるRent to Own機能の実装などを予定しています。


総務省「令和5年版情報通信白書」によれば、2022年においてスマートフォンの世帯保有率は90.1%と非常に高い割合にあります。

スマートフォンとインターネットが普及し、さまざまなデジタルサービスが提供されるようになっている社会においては、デジタルデバイスはなくてはならない必需品と言っても過言ではありません。

こうした中で、消費者の消費行動は、所有から利用へと移り変わっています。

また、この所有ではなく利用するという消費行動は、資源の回収や再利用によって環境負荷を低減させる循環型経済のベースでもあります。

一方で、スマートフォンを中心としたデジタルデバイスは、現状では所有型の消費が一般的です。

こうした環境により、新たなデバイスへと買い換えた場合、古いデバイスはそのまま各家庭に死蔵されたままになるというケースがあります。

使用済みデバイスはリサイクルやリユースが望まれているため、利用者が面倒と感じている部分を取り除き、リサイクル・リユースを促す仕組みを構築する必要があります。

Rebootは、デジタルデバイスのサブスクリプションサービスにより、デバイスのリサイクル・リユースを促進しながら、最新デバイスを気軽に利用できる環境を提供しています。

レンタルサービスなどは資金に制限のある創業期において便利な存在です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期にとって大きな投資となるオフィスについて、レンタルやコワーキングスペースのメリット・デメリットを比較し、おすすめの形態を解説しています。

また、企業の成長においては資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Reboot サブスク サブスクリプション スマートフォン デジタル デジタルデバイス デバイス リース リサイクル リブート リユース レンタル 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

社会人向けキャリアプログラム「ミートキャリア」を運営する「fruor」が1.2億円調達
2024年6月17日、株式会社fruorは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 fruorは、社会人向けキャリアプログラム「ミートキャリア」を運営しています。 自分の「強み…
数値管理DXソリューション「AutoDate」を提供する「Marsdy」が3.2億円調達
2023年10月10日、株式会社Marsdyは、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Marsdyは、数値管理DXソリューション「AutoDate(オートデート)」を提供して…
生のシルクを配合したオーガニック化粧品を製造・販売する「バイオアース」が「Wiz」と資本提携
2023年9月14日、株式会社Wizは、株式会社バイオアースと資本提携契約を締結したことを発表しました。 バイオアースは、自社生産の「生のシルク」を配合した天然由来成分のスキンケア・ヘアケアブランド「…
YouTuberと企業をつなぐマッチングプラットフォーム「Talema.」提供の「GANGAN」が1億円調達
2022年7月20日、GANGAN株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 GANGANは、YouTuberと企業をつなぐマッチングプラットフォーム「Talema.(タレマ)」…
個人向けエシカルプラットフォーム「trophee」を開発する「STACTs」が4,000万円調達
2023年1月11日、株式会社STACTsは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 STACTsは、個人向けエシカルプラットフォーム「trophee」を運営しています。 「tro…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集