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2025年4月14日自走型ロープウェイ「Zippar」を開発する「Zip Infrastructure」が資金調達

2025年4月4日、Zip Infrastructure株式会社は、資金調達を発表しました。
Zip Infrastructureは、⾃⾛型ロープウェイ「Zippar」を設計・開発しています。
低コスト、自由設計、自動運転、快適・安心走行を特徴とした⾃⾛型ロープウェイにより、都市交通の課題解決を目指しています。
過疎地域では、採算性の問題からバスや鉄道などの公共交通機関の撤退が相次いでおり、自動運転車など、コスト削減を可能にするモビリティが求められています。一方、都市部では人口過密による渋滞や鉄道の混雑が深刻化しており、これらの課題を解決するモビリティやサービスの開発が急務となっています。
Zip Infrastructureが開発を進めている「Zippar」は、都市部での運用を想定した自走式ロープウェイです。従来のモノレールと比較して建設コストを約1/5に抑え、工期も大幅に短縮できるという特徴があります。また、既存のロープウェイとは異なり、カーブや分岐を自由に設計できる点や、自動運転システムを採用している点、通常のロープウェイの1.5倍の風速(30m/s)まで運行可能な点も大きな強みです。
ロープウェイは、都市空間において未利用の上空を活用できる交通インフラとして注目されています。実例としては、南米ボリビアのラパスにおいて、2014年に開業した「ミ・テレフェリコ」があります。
Zip Infrastructureは、自治体や企業との連携を強化しながら、次世代交通システムとして「Zippar」の開発を進めています。
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