注目のスタートアップ

自走型ロープウェイ「Zippar」を開発する「Zip Infrastructure」が資金調達

company

2025年4月4日、Zip Infrastructure株式会社は、資金調達を発表しました。

Zip Infrastructureは、⾃⾛型ロープウェイ「Zippar」を設計・開発しています。

低コスト、自由設計、自動運転、快適・安心走行を特徴とした⾃⾛型ロープウェイにより、都市交通の課題解決を目指しています。


過疎地域では、採算性の問題からバスや鉄道などの公共交通機関の撤退が相次いでおり、自動運転車など、コスト削減を可能にするモビリティが求められています。一方、都市部では人口過密による渋滞や鉄道の混雑が深刻化しており、これらの課題を解決するモビリティやサービスの開発が急務となっています。

Zip Infrastructureが開発を進めている「Zippar」は、都市部での運用を想定した自走式ロープウェイです。従来のモノレールと比較して建設コストを約1/5に抑え、工期も大幅に短縮できるという特徴があります。また、既存のロープウェイとは異なり、カーブや分岐を自由に設計できる点や、自動運転システムを採用している点、通常のロープウェイの1.5倍の風速(30m/s)まで運行可能な点も大きな強みです。

ロープウェイは、都市空間において未利用の上空を活用できる交通インフラとして注目されています。実例としては、南米ボリビアのラパスにおいて、2014年に開業した「ミ・テレフェリコ」があります。

Zip Infrastructureは、自治体や企業との連携を強化しながら、次世代交通システムとして「Zippar」の開発を進めています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ モビリティ 株式会社 次世代 設計 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

軽量データ構造化AI「INDXエンジン」を開発する「INDX」が1億円調達
2025年9月30日、株式会社INDXは、総額1億円の資金調達を発表しました。 INDXは、軽量データ構造化AI「INDXエンジン」を開発しています。 企業の機密情報を外部に出すことなく、非構造化デー…
ヨガ・メディア運営の「オハナスマイル」がオンライン・ヨガ・クラス検索サイト「ヨガジェネOnline」をリリース
2020年6月25日、株式会社オハナスマイルは、「ヨガジェネOnline」をリリースしたことを発表しました。 「ヨガジェネOnline」は、オンライン・ヨガ・レッスンを集約して検索するシステムです。 …
交通誘導や雑踏警備などの警備サービスを提供する「ガードプラス」が資金調達
2025年9月16日、株式会社ガードプラスは、資金調達を発表しました。 ガードプラスは、交通誘導や雑踏警備などの警備サービスを提供しています。 今回調達した資金は、全国規模の拠点展開(5年で50拠点)…
カメラ機材のサブスクリプション・サービス「GooPass」展開の「カメラブ」が「ビックカメラ」と協業
2020年12月2日、カメラブ株式会社は、株式会社ビックカメラと協業契約を締結したことを発表しました。 カメラブは、カメラ機材のサブスクリプション・サービス「GooPass(グーパス)」を運営していま…
バーチャルカラオケSNS「topia」運営の「アンビリアル」が5.5億円調達
2022年4月21日、株式会社アンビリアルは、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アンビリアルは、バーチャルカラオケSNS「topia」を運営しています。 自分だけの3D…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集