創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月1日令和6年度「野菜種子安定供給対策事業」(2次公募)

農林水産省は、令和6年度「野菜種子安定供給対策事業」の2次公募について発表しました。
世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にし、野菜種子の安定供給に資する施策を総合的に推進することを目的としています。
事業内容
1 海外採種地調査等事業
(1)海外採種地調査
海外における野菜種子の生産を安定的に行うため、海外の新たな採種地の現地調査を行います。
(2)海外採種地栽培適正試験
海外における野菜種子の生産を安定的に行うため、海外の新たな採種地の候補地において、採種に係る栽培適性試験を行います。
2 国内採種技術等開発・実証事業
(1)国内採種地調査
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内の新たな採種地の現地調査を行います。
(2)国内採種地栽培適正試験
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内の新たな採種地の候補地において、採種に係る栽培適性試験を行います。
(3)国内採種技術開発・実証
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内において、効率的な種子生産や採種技術等を開発・実証を行うほか、新規で採種に取り組む生産者への研修を行います。
(4)国内種子保管技術開発・実証
野菜種子を国内へ安定的に供給するため、国内において効率的な種子保管技術や種子伝染性病害の防除技術を開発・実証を行います。
公募期間
2024年3月29日(金)~2024年4月30日(火)
作物を栽培するためには、適切な種や苗が不可欠です。
とくに品種改良によって生み出された新品種を育てるには、その種苗を入手する必要があります。
現在、国内の種苗の供給は、約9割が海外からの輸入であり、残りの約1割が国内生産のものとなっています。
しかし、近年では海外からの種苗供給において、国際情勢の変化や、気候変動、人口増加などの影響によってさまざまな課題が生じています。
同時に、国内では少子高齢化により、採種農家の存続が危ぶまれています。
こうした状況を踏まえ、農林水産省は海外での新しい採種地の開拓や国内での採種の促進に向けた取り組みを積極的に支援しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。
さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | 令和6年度 公募 助成金 安定供給 種子 補助金 農林水産省 農業 野菜 野菜種子安定供給対策事業 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」(令和6年度補正予算(第1号))の第3次公募について発表しました。 海外からの輸入原料に依存した肥料から、堆肥や下水汚泥…
2023年5月17日、株式会社TOWINGは、総額約8億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TOWINGは、名古屋大学発のグリーン&アグリテックベンチャー企業です。 持続可能な食料…
2025年2月21日、「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」の応募申請の事前準備、申請様式等の資料が公開されました。 中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等が、I…
2020年12月21日、株式会社ポケットマルシェは、資金調達を実施したことを発表しました。 全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営しています。 また、引受先の農林…
2023年4月5日、株式会社Staywayは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Staywayは、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供して…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

