令和6年度「地域資源活用展開支援事業」2次公募

subsidy

農林水産省は、令和6年度「地域資源活用展開支援事業」の2次公募について発表しました。

環境資源が多種多様に存在する農山漁村においては、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」(令和3年5月)に基づき、地域活性化につながる持続的な再生可能エネルギーの利活用を促進するための取り組みを強化する必要があります。

この事業は、農山漁村における再生可能エネルギーの導入拡大に向け、総合的かつ集中的に再生可能エネルギーの地域内活用の体制構築の取り組みを支援する事業です。

事業内容

農村地域におけるGX実現モデル調査型

以下の(1)(2)を一体的に取り組む。
(1)農村地域における次世代型太陽電池導入の事業化可能性調査
農村地域における次世代型太陽電池(ペロブスカイト)の導入について、適当な手法(営農型太陽光発電等)、手法ごとの採算性、手法ごとの課題と課題解決策の検討等の取り組みを支援する。
(2)国産資源作物由来のSAF製造に向けた事業化可能性調査
国内の資源作物由来のSAFに関する先進実証事例の調査や、地域別の荒廃農地における資源作物の栽培からSAF等の原料利用に至るまでの地域資源循環モデルのFSの実施等の取り組みを支援する。

公募期間

2024年3月26日(火)~2024年4月26日(金)


化石燃料からの脱却や温室効果ガスの削減のため、世界各地で再生可能エネルギーの採用が進んでいます。

とくに日本は、化石燃料の海外依存度が高いため、地政学的リスクを軽減する必要があり、国内で安定的なエネルギー供給源を確保することが求められています。

再生可能エネルギーは、太陽光、風力、バイオマスなど、枯渇しない資源を利用したエネルギーのことです。

農山漁村はこれらの資源が豊富に存在し、再生可能エネルギーの導入が比較的容易な環境にあります。

たとえば、農地に支柱を設置して太陽光発電を行う営農型太陽光発電や、水の豊富な土地における小規模な水力発電、林業における木質バイオマス発電、家畜排泄物を利用したバイオガス発電などが挙げられます。

「地域資源活用展開支援事業」は、こうした再生可能エネルギーの導入を農山漁村で促進するためのさまざまな取り組みを支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ エネルギー 令和6年度 再生可能エネルギー 助成金 地域資源活用展開支援事業 補助金 農山漁村 農林水産省
詳細はこちら

令和6年度地域資源活用展開支援事業の2次公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「新製品・新技術開発助成事業」
東京都は、令和6年度「新製品・新技術開発助成事業」について発表しました。 都内の中小企業者等に対して、新製品・新技術の研究開発にかかる経費の一部を助成することにより、技術力の強化及び新分野の開拓を促進…
太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」と大容量・高出力蓄電池「Tesla Powerwall」をパッケージ提供するサブスクプランが開始
2021年11月9日、株式会社シェアリングエネルギーは、「シェアでんき」と「Tesla Powerwall」をパッケージ提供する新サービスを発売することを発表しました。 シェアリングエネルギーは、太陽…
「小規模事業者持続化補助金(第12回締切分)」補助事業者が採択
2023年8月23日、中小企業庁は、令和4年度補正予算「小規模事業者持続化補助金(第12回締切分)」の補助事業者を採択したことを発表しました。 「小規模事業者持続化補助金」は、持続的な経営に向けた経営…
「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」が拡充 1人あたりの助成金が57万円から80万円へ
厚生労働省は、「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」の拡充を発表しました。 非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して助成金を支…
「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」補助金
2025年2月10日、観光庁は、「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」の公募について発表しました。 地域においてより効果的に観光消費を拡大し、地域へインバウンドの経済効果を波及させる観点…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集