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着物レンタル事業や宿泊管理事業など観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開する「羅針盤」が4億円調達

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2024年2月21日、株式会社羅針盤は、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

羅針盤は、個人・法人を対象に宿泊業への参入をサポートする宿泊管理事業、訪日外国人向けオプショナルツアーを展開するトラベル事業、着物レンタル事業、地域プロデュース事業、ガイドコミュニティ事業、訪日旅行者向けメディア「Japan Wonder Travel Blog」の運営など、観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開しています。

着物レンタル事業では、着物レンタルブランド「wargo」を全国で8店舗(2024年2月現在)展開しています。

今回の資金調達により、「wargo」の店舗拡大、新規事業立ち上げ、M&A、人材採用などに充当します。

新規事業では、トラベル事業においてゲスト向けコンテンツの拡充や、宿泊管理事業での周辺領域への参入を図ります。


2019年の訪日観光客数は3,188万人と過去最高を更新し、その消費額は4兆8,135億円に達しました。

コロナ禍ではこのインバウンド需要が喪失してしまいましたが、コロナ禍が落ち着いた現在は急速に回復に向かっています。

新型コロナウイルス感染症流行以前の2019年1月の訪日外客数は268万9,339人だったのですが、2024年1月の訪日外客数は268万8,100人とほぼ同数に戻ってきています。

さらなるインバウンド市場の成長が見込まれる中、羅針盤は観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開しています。

トラベル事業では、欧米豪の訪日個人旅行者を対象としたツアーを企画・運営し、ゲスト目線でのツアー、質の高いガイドの採用・育成にこだわっています。また、着物レンタルブランド「wargo」の展開など、魅力的な観光体験を提供しています。

事業の成長には、戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との連携などが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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