「令和6年度持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分)」補助金

subsidy

農林水産省は「令和6年度持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分)」の公募について発表しました。

都道府県GAP指導体制に位置付けた者(GAP指導員等)を対象に、国際水準GAPガイドラインの内容を修得させ、国際水準GAPの指導を推進することを目的とし、以下の取り組みを支援します。
1 検討会の開催
2 研修会の開催等
3 指導の事例収集

提出期限

2024年2月28日(水)17:00


GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)は、食品安全・環境保全・労働安全などの持続可能性を確保しながら農産物の生産を行うための取り組みです。

食品の安全性向上・環境保全・労働安全だけでなく、農業経営の改善や効率化にもつながるとされています。

農林水産省は、2010年に「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」を策定し、さらに国際水準に引き上げるため、2022年に「国際水準GAPガイドライン」を策定しました。

国際水準GAPが作成された背景には、農林水産業において輸出の重要性が高まっていることが挙げられます。

日本はさらなる人口減少が予測されており、生産物の需要が落ち込んでいきます。したがって、農林水産業の成長のためには海外需要を開拓することが重要です。

日本の農産物は日本食ブーム・健康志向・高品質などの観点から海外でも高く評価されています。一方で、安全性などの観点からは国外の基準に適合しないことも多く、これが輸出のハードルとなっているという課題を抱えています。

国際水準GAPの実践は生産物の輸出拡大にとっても資するものです。したがって、国際水準GAPの認知・普及の取り組みが重要となっているのです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ GAP SDGs 令和6年度 国際水準GAP 安全性 拡大 持続的生産強化対策事業 持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分) 補助金 農林水産省 農業 食品
詳細はこちら

令和6年度持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分)の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「小規模事業者持続化補助金<災害支援枠>(第4回)」補助事業者が採択
2024年10月1日、中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(第4回)」の採択発表を行いました。 2024年7月5日から募集を開始し、2024年8月19日に締め切りました。 申請のあった365件につ…
補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供する「Stayway」が1億円調達
2023年4月5日、株式会社Staywayは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Staywayは、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供して…
令和6年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)農山漁村発イノベーション推進事業(農山漁村発イノベーション創出支援型)のうち農山漁村発イノベーションサポート事業「地域の食の絆強化推進運動事業(消費者に対する地産地消の意義や効果の普及啓発)」公募
農林水産省は、令和6年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策)農山漁村発イノベーション推進事業(農山漁村発イノベーション創出支援型)のうち農山漁村発イノベーションサポート事業「地域の食の絆…
「インバウンド受入環境整備高度化事業」2次公募
観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の2次公募について発表しました。 訪日外国人旅行者の周遊の促進や消費の拡大、地方誘客を図るため、全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る…
【石川県】令和6年度補正「地域商業機能複合化推進事業(被災商店街等再建支援事業)」公募開始
2024年12月23日、中小企業庁は、令和6年度補正「地域商業機能複合化推進事業(被災商店街等再建支援事業)」の概要について発表しました。 令和6年能登半島地震により被害を受けた、石川県に所在する商店…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集