「協働事業計画」第7期公募 事業者と農業者・産地の協働による先駆的な生産事業を支援

subsidy

2023年10月26日、農林水産省は、「協働事業計画」の第7期公募について発表しました。

農業者の減少等の生産構造の変化や国際環境の変化の中でも、需給ギャップの拡大が懸念される品目等の安定供給を確保するとともに、今後も拡大が見込まれる海外市場や加工・業務用等の新たな需要に対応していくためには、需要者とのつながりの核となる事業者と農業者・産地が協働する中で、それぞれの能力を発揮して安定供給や生産の安定化・効率化等に取り組む生産事業の形成を促進していくことが重要です。

協働事業計画に係る承認規程に基づき、当面の間、先駆的な生産事業に係る協働事業計画を承認することで、多様な取組を後押しします。

承認された計画に位置付けられた者は、以下の事業について活用が可能です。
・産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化)
・強い農業づくり総合支援交付金(生産事業モデル)
・持続的生産強化対策事業のうち時代を拓く園芸産地づくり支援(大規模契約栽培産地育成強化推進事業)

公募期間

2023年10月26日(木)~2023年11月2日(木)17:00


日本の農業は、人口減少や後継者不足による人手不足、高齢化に伴う生産性の低下、山岳地帯が広がる過酷な環境、気候変動などといった課題に直面しています。

安定的な生産・供給の実現は、将来にわたって持続可能な農業を確立するための極めて重要なテーマのひとつです。

近年は、生産性向上・効率化・自動化などを実現する手段として、テクノロジーを駆使したスマート農業の取り組みが進められています。

すでに農業では、センサーやIoTを活用した農地のリアルタイムモニタリング・可視化、ドローンを用いた効果的な農薬散布、衛星やドローンから得られるデータ解析を通じた作物の成長状況や病虫害の予測などのイノベーションが生まれています。

「協働事業計画」は、事業者と農業者・産地が協働し、それぞれの能力を発揮して安定供給や生産の安定化・効率化等に取り組む生産事業の形成を促進することを目的としています。

承認されることで「産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化)」「強い農業づくり総合支援交付金(生産事業モデル)」「持続的生産強化対策事業のうち時代を拓く園芸産地づくり支援(大規模契約栽培産地育成強化推進事業)」の3つの事業を活用し、支援を受けながら取り組みを進めることが可能です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 協働事業計画 協働事業計画に係る第7期公募について 地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化) 強い農業づくり総合支援交付金(生産事業モデル) 持続的生産強化対策事業のうち時代を拓く園芸産地づくり支援(大規模契約栽培産地育成強化推進事業) 生産者 産地 農業
詳細はこちら

協働事業計画に係る第7期公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和5年度「甘味資源作物産地生産体制強化緊急対策事業のうちさとうきび生産性向上緊急支援事業」補助金
2023年12月20日、令和5年度「甘味資源作物産地生産体制強化緊急対策事業のうちさとうきび生産性向上緊急支援事業」の公募について発表しました。 沖縄県、鹿児島県南西諸島の基幹作物であるさとうきびにつ…
「ポケットマルシェ」と「日本航空」が大学生・生産者による共創プログラム「青空留学」を実施
2021年6月28日、株式会社ポケットマルシェは、日本航空株式会社と共同で、コンソーシアム構想「Japan Vitalization Platform(JVP)」に取り組むことを発表しました。 「JV…
ソフトウェアとバイオテクノロジーにより持続可能な農業の実現を目指す「AGRI SMILE」が7.5億円調達
2023年9月6日、株式会社AGRI SMILEは、総額約7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AGRI SMILEは、農業協同組合(JA)とのパートナーシップのもと、ソフトウェ…
【10/11-13開催】農業・畜産の展示会「第13回農業WEEK -AGRI WEEK TOKYO-」
RX Japan株式会社(旧社名:リードエグジビションジャパン)が主催する「第13回農業WEEK」が開催されます。 「第13回農業WEEK」は、農業法人、畜産農家、農協、参入検討企業などが日本中から来…
【農林水産省関東農政局】「令和5年農業産出額及び生産農業所得(管内)」
2024年12月24日、農林水産省関東農政局は、「令和5年農業産出額及び生産農業所得(管内)」を公表しました。 「令和5年農業産出額及び生産農業所得(管内)」を取りまとめ、公表しました。 統計結果の概…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集