令和4年度「農業支援サービス事業インキュベーション緊急対策のうちスマート農業機械等導入支援」(第4次公募)

subsidy

2023年10月13日、農林水産省は、令和4年度「農業支援サービス事業インキュベーション緊急対策のうちスマート農業機械等導入支援」(第4次公募)の公募について発表しました。

「農業支援サービス事業インキュベーション緊急対策のうちスマート農業機械等導入支援」の事業実施主体を追加公募します。

この事業は、農業支援サービス事業の拡大に必要となるスマート農業機械等の導入を行う農業支援サービス事業体を支援するものです。

支援対象者(事業実施主体)

農業支援サービス事業者

支援内容

農業支援サービスの提供を目的としたスマート農業機械等の購入・リース導入。

主な要件

・サービスの利用者数にかかる成果目標を設定し達成すること

加算要件

・複数の都道府県でサービスを提供している場合
・重要な施策の推進のために必要な機械を導入する場合 など

補助率

1/2以内

補助上限

上限1,500万円

補助対象機械

農業支援サービスの提供に必要なスマート農業機械等。


日本の農業は、少子化による人手不足、高齢化による生産性低下、後継者不足、過酷な環境、気候変動、食料自給率の向上など、さまざまな課題を抱えています。

農業ではこれらの課題を解決するため、テクノロジーの活用が推し進められています。

ロボット・IoT・AIなどのテクノロジーを活用し、従来の農業の課題解決を図る新たな農業をスマート農業と呼びます。

スマート農業は上手く導入できればさまざまな課題を解決できる可能性を持っています。しかし多くの農業経営体は、テクノロジーに関する知見がなく、スマート農業をどのように推進すれば良いのかわからないといった課題を抱えています。

また、スマート農業の実施には設備投資が必要となりますが、小規模な農家では資金を用意できず、スマート農業を推進できないという課題もあります。

こうした農業経営体に向け、スマート農業の導入を支援したり、テクノロジーを活用して農業における一部の作業などをサポートする事業を展開するのが農業支援サービス事業者です。具体例としては、ドローンを活用した農薬散布サービス、農地把握サービス、リモートセンシングの導入支援サービスなどが挙げられます。

農林水産省はこうした農業支援サービス事業をスマート農業の普及を後押しする存在として期待を寄せ、支援を強化しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ サービス スマート農業 公募 助成金 導入支援 支援 補助金 農林水産省 農業 農業支援サービス
詳細はこちら

令和4年度農業支援サービス事業インキュベーション緊急対策のうちスマート農業機械等導入支援の公募について(第4次公募)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プラントベースドフード製造の垂直統合システムを開発する「ディッシュウィル」が資金調達
2023年11月30日、株式会社ディッシュウィルは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、独立系シードVCであるHAKOBUNEと、TPR株式会社です。 ディッシュウィルは、コンテナファー…
助成金「地域の中小企業の社会事業化を支援する助成等を行う組織の設立支援事業」の公募が開始
2021年1月22日、一般社団法人全国コミュニティ財団協会は、休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として、「地域の中小企業の社会事業化を支援する助成等を行う組織の設立支援事業」の公募を1月15日(金)…
【経済産業省】令和6年台風第10号被災中小企業・小規模事業者支援措置について
2024年8月29日、経済産業省は、令和6年台風第10号に伴う災害に関して被災中小企業・小規模事業者支援措置を行うことを発表しました。 令和6年台風第10号に伴う災害に関して、愛知県、宮崎県、鹿児島県…
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):12次締切分」補助事業者が採択
2023年12月18日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)2023」において補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果概要 ・補助金名…
気象連動型広告配信ツール「weathermarketing.net」を提供する「ルグラン」が「日宣」と資本提携
2022年8月31日、株式会社ルグランは、株式会社日宣と、資本提携を行うことで合意したことを発表しました。 ルグランは、気象連動型広告配信ツール「weathermarketing.net」を開発・提供…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集