創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月14日「持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業」追加公募(2次公募)

2023年9月11日、農林水産省は、令和5年度「持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業」の追加公募(2次公募)について発表しました。
食品産業を持続可能なものとするため、国内農林水産業との連携を強化する取り組みや、環境や人権に配慮した原材料調達や食品ロス削減対策などの持続性と生産力を強化する取り組みを行います。
公募事業
「原材料価格高騰対策事業」
現下の輸入原材料価格高騰を乗り越えるため、国産原材料等への切り替えによる新商品の開発や輸入原材料の使用節減等の取り組み。
「食品産業サステナビリティ推進実証事業」
消費者ニーズに対応して、環境、社会的課題に対応した取り組みや持続可能性の高い経営。
公募期間
2023年9月11日(月)~2023年9月26日(火)17:00
2015年に国連が採択した持続可能な開発目標(SDGs)以降、日本国内の企業は持続可能なビジネスの構築や成長に向けた取り組みを進展させてきました。一方、2008年に1.28億人でピークに達した日本の人口はその後減少傾向を示し、世界全体の人口は爆発的に増加し、2030年には85.5億人に達すると予測されています。
この急激な人口増加は、エネルギーや食料資源の供給に圧力をかけています。世界各地で農地の拡大が難しくなっており、食料需要の増加に対応できず、食糧不足のリスクが高まっています。特に、タンパク質などの栄養素については、畜産に依存した生産体制が続いている限り、2025年から2030年にかけて需要を上回るという危険性が高まっています。この危機は「タンパク質危機」と呼ばれています。
このため、農業や水産業などの生産分野や食品業界は、持続的に食料と食品を供給するための体制を築く必要性が急務とされています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | サステナビリティ 助成金 原材料価格高騰 持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業 補助金 農林水産省 食品 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年11月8日、東京都は「中食における東京産食材PR事業」について発表しました。 大型商業施設に常時出店しているテイクアウトを主体とする総菜等製造販売業者が東京産食材を使った総菜、デザート等を販…
一般社団法人全国石油協会は、「地下埋設物等の撤去工事」について発表しました。 揮発油販売業者等が行う、給油所閉鎖時における、地下タンク・配管を撤去する工事にかかる費用を一部補助します。 申請者の資格 …
「IT導入補助金2024」における「通常枠:6次締切」「セキュリティ対策推進枠:6次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):11次締切」「複数社連携IT導入枠:3次締切分」補助事業者採択 採択結果…
2023年11月20日、農林水産省は、令和5年度「食料・生産資材等の安定的なサプライチェーンの確保に向けた投資可能性調査緊急支援事業」(令和5年度第1号補正)について発表しました。 食料安全保障の確立…
中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(第5回)」の公募要領を公開しました。 令和6年能登半島地震により、生産設備や販売拠点が大規模な損害を受け、顧客や販路の損失という状況に直面している被災地域の小…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…