注目のスタートアップ

ソフトバンク発のイベントテック企業「MICEプラットフォーム」が「ヒビノ」と資本業務提携

company

2023年9月1日、ヒビノ株式会社は、MICEプラットフォーム株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

MICEプラットフォームは、ソフトバンクグループの社内起業制度「ソフトバンクイノベンチャー」から誕生したイベントテック企業です。

配信プラットフォームやイベント開催に必要なモノ・人のマッチングサービスを開発・展開しています。MICE業界を中心に、テクノロジーを駆使したイベント運営効率化と顧客満足度向上を実現するソリューションを提供しています。

ヒビノは、プロ用AV&ITのトータル・ソリューション企業です。日本のコンサート・イベント業界をリードする音・映像のパイオニアとして、展示会や企業イベントをサポートしています。

今回の提携により、両社はお互いが保有するリソースを組み合わせ、MICE業界を始めとするイベント市場において、新たな体験価値の共創を推進します。


MICEとは、企業などの会議(Meeting)、企業などが行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会などが行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った、これらビジネスイベントを総称する造語です。

MICEは、産業活動や研究活動などと関連していることから、一般的な観光とは異なる特徴を持っています。したがって、人がたくさん集まるという以外にも、人の集積や交流から派生する付加価値なども見込めます。

コロナ禍ではMICEの開催形式は大きく変化し、オンラインイベントや、リアルとオンラインを融合させたハイブリッドイベントが増加しました。

とくにハイブリッドイベントについては、現地に行くことができない人でも参加できることから、afterコロナにおいても定番の開催形式として根づくことが想定されています。

こうした多様化するビジネスイベント業界では、イベント開催・運営を効率化したり、ハイブリッドイベントへの対応、イベントの効果測定などのためテクノロジーの活用が進められています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ MICE MICEプラットフォーム イベント イベントテック ソフトバンク ソフトバンクイノベンチャー ヒビノ プラットフォーム 展示会 映像 株式会社 社内起業 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ベトナムのITエンジニア人材を中心としたラボ型開発事業などを展開する「freecracy」が資金調達
2023年6月19日、freecracy株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 freecracyは、ラボ型開発事業、ATS/HRIS SaaS事業、HiringTechプラットフォーム「…
アフリカ農村部における水問題解決を目指す「Sunda Technology Global」が1億円調達
2025年4月4日、株式会社Sunda Technology Globalは、総額1億円の資金調達を発表しました。 Sunda Technology Globalは、アフリカ農村部における水問題解決を…
酪農・畜産向けIoTソリューション提供の「ファームノートHD」が資金調達
2020年1月15日、株式会社ファームノートホールディングスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、オイシックス・ラ・大地株式会社が設立したフードイノベーション領域に特化したCVCファン…
アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」などを展開する「The Chain Museum」が「J.フロントリテイリング」と資本業務提携
2023年3月22日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、J.フロントリテイリング株式会社のCVC「JFR MIRAI CREATORS投資事…
マンガに特化した機械翻訳技術サービス開発の「Mantra」が8,000万円調達
2020年6月8日、Mantra株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マンガに特化した機械翻訳技術を保有しており、マンガの高速な多言語展開を可能にする法人向けサービ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集