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腸内細菌×脳波のデータ研究を軸としたヘルステック事業を展開する「ORKAホールディングス」が資金調達

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2023年9月1日、ORKAホールディングス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

研究開発をはじめ、バイオマーカー検査の解析受託、ヘルスケアアプリ、フィットネスクラブ、メディアなど、健康増進を実現するための各種サービスを展開しています。

2018年に、大学倫理委員会より認可された日本初となる医科学研究所併設トレーニングジムを設立し、科学的な理論・知見にもとづいた、運動・トレーニング支援・食事や生活習慣に関するアドバイスなどを行っています。

超音波を活用したエコー診断装置・腸内細菌叢検査・脳波測定・ホルモン検査を導入し、健康づくりへの複合的なアプローチを提供しつつ、収集・蓄積した生体変化などのデータを活用し、研究や論文投稿などを行っています。

今回の資金調達により、プロダクト・HR領域に投資し、2023年12月のローンチへ移行、事業拡大を目指します。


現在、国内の約15%の人びとが生活習慣病の患者とされ、健康な長寿を妨げる最大の要因となっています。

さらに、これが医療費の増大にも大きな影響を及ぼしており、ヘルスケアや予防医学の重要性が一段と高まっています。

こうした背景から、生活者自らが健康づくりを行えるような環境を整える取り組みに注目が集まっています。

健康づくりは、主に食事・運動・睡眠が重要なポイントです。

運動面から支えるサービスとしては、ジムなどのフィットネスサービスが高い注目を集めています。フィットネス市場は、都市型の小規模店舗増加、24時間営業の拡充などの利便性の向上と合わさり、2012年以降堅調に成長しています。

ORKAホールディングスは、研究開発型企業としてフィットネスクラブを手がけるというユニークなスタートアップです。

近年は、アスリートのトレーニングにおいても、科学的なエビデンスを重視する現場などが増加しています。

今後、ORKAの最先端科学を駆使したヘルステック事業がどのような成長を見せていくのか注目が必要です。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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