注目のスタートアップ

長距離ワイヤレス給電「AirPlug」の「エイターリンク」が2億円調達

company

2021年10月5日、エイターリンク株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

スタンフォード大学発のベンチャー企業で、心臓のペースメーカーをはじめとした医療機器をワイヤレス給電する研究開発を行っています。

エイターリンクはマイクロ波ワイヤレス給電領域で、デジタルデバイスの完全ワイヤレス給電「Airplug」を世界ではじめて実現しました。

この技術は様々な領域にも応用できるため、FA(ファクトリーオートメーション)、ビルマネジメント、メディカルの3領域への応用を目指しています。

今回の資金は、開発体制の整備に充当されます。

ワイヤレス給電とは、電源ケーブルの接続や金属電極の接触を行わずに電力を伝送する技術のことです。

すでにスマートフォンの充電などで市場に投入されていますが、ワイヤレス給電は様々な領域に応用することができます。

たとえば、電源を備えられないIoTデバイスは、手動で給電するか電池を交換しますが、それだと管理にコストがかかってしまいます。

ワイヤレス給電が実用化されれば、コスト削減にもつながりますし、IoTを適用できる範囲も広がります。

研究開発を伴うビジネスでは、潤沢な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AirPlug エイターリンク ビルマネジメント ファクトリー・オートメーション ワイヤレス給電 医療 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド受付システムなどを展開する「RECEPTIONIST」が資金調達
2023年7月5日、株式会社RECEPTIONISTは、資金調達を実施したことを発表しました。 RECEPTIONISTは、クラウド受付システム「RECEPTIONIST」や、法人向け日程調整ツール「…
店舗のリテールメディア化に取り組む「favy」が6億円調達
2024年1月16日、株式会社favyは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより累計調達額は約28億円となります。 favyは、シェア型フードホール/横丁の運営、店舗向けサブ…
最先端AI技術開発の「アラヤ」が4.5億円調達
2019年10月3日、株式会社アラヤは、総額約4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIの技術開発や、ソリューションの提供を展開しています。 アラヤは、精度はほとんどそのままで、…
頭痛治療用アプリ開発を目指す「ヘッジホッグ・メドテック」が1.45億円調達
2022年11月30日、株式会社ヘッジホッグ・メドテックは、総額1億4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ヘッジホッグ・メドテックは、片頭痛をターゲットとした医療用アプリの開発を目指…
藻類基点の産業を構築するプロジェクト「MATSURI」を主導する「ちとせグループ」が31億円調達
2023年9月12日、ちとせグループの統括会社であるCHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.は、総額31億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ちとせグループは、バイオテク…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集