創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月16日政策作りプラットフォームを運営する「issues」が2億円調達

2023年8月15日、株式会社issuesは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。
政策作りプラットフォーム「issues」を運営しています。
議員が取り組むイシューごとのSNS広告によって地元住民の声を集め、住民と議員がDMによってコミュニケーションを行ったり、対面・Zoomで意見交換会を開催できる機会を創出しています。
これにより、住民が当事者として直面する生活課題の解決や、課題解決を通じた議員などの支持拡大を支援しています。
今回の資金は、採用とマーケティングの強化に充当します。
これにより、全国の市議・県議へのさらなる浸透、国会議員・政党支部向けの新規プロダクト開発・拡張を図ります。
政治は社会の秩序の維持と発展を担う存在です。そのため市民は地域課題や生活上の課題の解決を政治に求めます。
しかし、こういった市民の声が役所や地域の議員に適切に届くことがなければ、議員・議会は適切な意思決定を行うことができません。現在の社会はこうした市民の声を吸い上げる仕組みが上手く機能していない、あるいは不足していることが大きな課題となっています。
とくに近年は、40代以下の若い世代を中心に、政治的・社会的活動への意欲が低下しており、政策が高い年齢層に偏ってしまっているという課題を抱えています。
したがって、さまざまな年齢層の市民が当事者として政治・社会に参加できるような仕組みが求められています。
こうした背景のもと注目されているのがPoliTechです。PoliTechは、Politics(政治)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉であり、テクノロジーを駆使して政治を変革することを目指す領域です。
issuesは、オンライン上で市民と議員をつなぐ政策作りプラットフォーム「issues」の運営を通じ、政治・政策作りの課題解決を目指しています、
ビジネスにおいてもニーズを捉えることは非常に重要です。近年はSNSの普及によりユーザーの生の声を集めやすくなっています。「冊子版創業手帳」では、SNSの活用法などマーケティングに関するノウハウを詳しく解説しています。
また、大規模なマーケティングを実施するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | issues PoliTech SNS イシュー コミュニケーション プラットフォーム 政策 株式会社 議員 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年7月11日、株式会社Helical Fusionは、総額約23億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約52億円となりました。 Helical Fusionは、世界…
「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」の募集が開始されました。 地域経済分析システム(RESAS)等を活用した、地域課題の分析を踏まえた地域を元気にする政策アイデアを募集するコンテストです。 地…
2023年7月18日、株式会社ナレッジパレットは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、日本ゼオン株式会社です。 ナレッジパレットは、全遺伝子発現解析技術(Quartz-Seq2)を応用し…
2023年9月1日、株式会社T2は、総額35億円の資金調達を実施したことを発表しました。 T2は、自動運転技術を活用した物流インフラの構築を目指しています。 レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サー…
2022年5月19日、Chatwork株式会社は、「Chatwork アプリフォン」の提供を開始したことを発表しました。 「Chatwork アプリフォン」は、個人が所有するスマートフォンを法人携帯と…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…