注目のスタートアップ

VTuber事務所「my dear. production」を運営する「any style」が1.2億円調達

company

2023年6月26日、株式会社any styleは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

any styleは、VTuber事務所「my dear. production」の運営と、事務所公式推し活アプリ「my dear.」を手がけています。

「my dear. production」は、2023年3月に設立されたVTuber事務所です。

ファンは推し活アプリ「my dear.」により、タレントとのリアルなチャット体験や、プレミアムチャット機能による個別メッセージ、ボイスメッセージ、タレントの秘密を知ることができるチャット小説などを楽しむことができます。

今回の資金は、「my dear.」アプリのUX向上や新機能の開発、所属タレントのグロースと新規採用、ビジネス職・開発職人材の新規採用、グローバル展開に向けたタレントやビジネス職人材の採用に充当します。


VTuberとは、イラストや3DCGのアバターを利用し、ライブ配信や動画投稿などを行う活動者のことです。

VTuberの創始者といわれているのが、2016年12月に活動を開始したキズナアイです。その後、VTuberという概念が活動者・ユーザーともに広がっていき、新たなサブカルチャーのジャンルのひとつとして根づいていきました。

VTuberをタレントとしてプロデュースする事業者も登場し、「にじさんじ」プロジェクトを運営するANYCOLOR株式会社、VTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が上場を果たしており、高い注目を集めています。

VTuberはファンビジネスであるため、ファンとの関わりが重要となります。VTuberは、普段の配信活動だけでなく、限定コミュニティ、SNSなどを通じてファンとの関係を構築しています。

any styleの「my dear. production」は、自社アプリ「my dear.」を通じ、タレントとのチャット機能などにより、ファンにより多くのコンテンツを届け、接点を増やすことで熱狂的なファンへと育成することを目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ any style my dear. my dear. production VTuber アプリ サブカルチャー タレント チャット チャット小説 バーチャルYoutuber ファン メッセージ ライブ配信 推し活 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ゲーミングデバイスブランドを展開する「AndGAMER」が2億円調達
2025年5月14日、AndGAMER株式会社は、総額2億円の資金調達を発表しました。 AndGAMERは、複数のゲーミングデバイスブランドを展開しています。 現在展開しているブランドは、高性能カスタ…
家族信託の財産管理サービス「スマート家族信託」提供の「トリニティ・テクノロジー」が資金調達
2022年6月29日、トリニティ・テクノロジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、SBIインベストメント株式会社、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、株式会社常陽キ…
家族信託の「おやとこ」やおひとりさま高齢者サポート「おひさぽ」などを手がける「トリニティ・テクノロジー」が18.1億円調達
2024年1月17日、トリニティ・テクノロジー株式会社は、総額18億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 トリニティ・テクノロジーは、家族信託サービス「おやとこ」、おひとりさま高齢者…
「日立ハイテク」と「しまね信用金庫」が業務提携
2020年10月14日、株式会社日立ハイテクは、しまね信用金庫と、ビジネスマッチング契約を締結したことを発表しました。 ビジネスマッチング契約とは、金融機関が自金庫の取引先企業をビジネスパートナーとし…
機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開する「HYPERITHM」が資金調達
2022年4月19日、株式会社HYPERITHMは、資金調達を実施したことを発表しました。 HYPERITHMは、日本と韓国を拠点に機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント(富裕層向け…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集