注目のスタートアップ

動画配信・デジタルサイネージ向けクラウドサービスを提供する「デジタルクルーズ」が「ミタチ産業」と資本業務提携

company

2023年6月16日、デジタルクルーズ株式会社は、ミタチ産業株式会社と資本業務提携を行うことを発表しました。

デジタルクルーズは、クラウド型動画コンテンツ配信プラットフォームサービス「admintTV」や、動画コンテンツ配信ビジネスをフルサポートする「admintTV Biz」、ウェビナー専用の動画配信サービス「admintTV Webinar」、クラウド型デジタルサイネージ配信システム「admint SIGNAGE」などを提供しています。

ミタチ産業は、電子デバイス (半導体・液晶・その他電子部品)の販売などを手がけるエレクトロニクス商社です。

デジタルクルーズはデジタルサイネージに関わる製品開発や電子機器の調達においてミタチ産業と協力を行ってきました。今回さらに関係を深め、デジタルサイネージ周辺機器の企画・開発・製造・販売や、ハードウェアとソフトウェアの融合による新たな市場価値の創出に取り組みます。


デジタルサイネージとは、ディスプレイなどを通じ、さまざまな情報を発信するシステムのことです。広告のほか、標識、看板などさまざまな情報発信に利用されています。

デジタルサイネージは、アナログなポスターや看板と異なり、情報の更新に手間がかからないというメリットがあります。さらに動画コンテンツも発信できることから、より多くの情報を伝えることができます。

近年は、クラウド型のデジタルサイネージシステムが増え、管理・運用のコストが低減されたこともあり、駅や大型商業施設以外にも、小規模施設や、個人店舗、企業、工事現場など、より多様なシーンで利用されることが増加しています。

また、屋外広告の注目が高まっていることもデジタルサイネージ市場にとっては大きな影響のひとつとなっています。デジタルサイネージはカメラなどを搭載することで、広告を見ている者のデータを取得し、屋外広告であっても高精度の効果測定を行うことが可能となります。

ほかにも小売業では、自社の顧客基盤を活用し、店舗内やECなどに表示する広告や情報を顧客ごとに最適化するリテールメディアが新たな収益源として注目されています。店舗内でリテールメディアを展開するにはデジタルサイネージの活用が重要であり、今後小売業界におけるデジタルサイネージのニーズがさらに高まっていくことが予測されます。

PR・マーケティングは戦略によって最適なメディアを選ぶことが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「広報手帳」では、各メディアの特徴や、その活用法について詳しく解説しています。

また、大規模なマーケティングに取り組むには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ admint SIGNAGE admintTV クラウド クラウドサービス デジタルサイネージ プラットフォーム ミタチ産業 動画 動画コンテンツ 動画配信 株式会社 資本業務提携 配信
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐアプリ運営の「ポケットマルシェ」が資金調達
2020年12月21日、株式会社ポケットマルシェは、資金調達を実施したことを発表しました。 全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営しています。 また、引受先の農林…
部屋探しプラットフォーム「カナリー」運営の「BlueAge」が「Yahoo!不動産」と業務提携を拡大 賃貸物件情報掲載における連携を開始
2022年2月21日、株式会社BluAgeは、ヤフー株式会社が提供する「Yahoo!不動産」との業務提携を拡大したことを発表しました。 BluAgeは、お部屋探しプラットフォーム「カナリー(CANAR…
ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器などを開発する「InnoJin」が2.2億円調達
2023年7月4日、InnoJin株式会社は、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 InnoJinは、ドライアイや花粉症に対するスマホアプリ型プログラム医療機器の開発・提供や…
貢献報酬をブロックチェーンで可視化・価値化し経済文化活動の効率性を向上させる「Questry Protocol」を活用したコンサルティング・開発支援を手がける「クエストリー」が「ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス」と資本業務提携
2023年5月26日、株式会社クエストリーは、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 クエストリーは、貢献報酬をブロックチェーンで…
AI・ICTを活用した福祉プラットフォーム提供の「ウェルモ」が11.7億円調達
2019年8月22日、株式会社ウェルモは、総額11億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 介護業務であるケア・プランの作成を支援するAIエンジン「CPA(ケアプランアシスタント)」を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集