注目のスタートアップ

Web3事業をマーケティングの観点から支援する「Pacific Meta」が暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開する「HYPERITHM」から資金調達

company

2023年6月16日、株式会社Pacific Metaは、株式会社HYPERITHMから資金調達を実施したことを発表しました。

Pacific Metaは、Web3領域で挑戦する国内外の事業やプロジェクトが抱える課題を解決する、戦略コンサルティング・マーケティング支援事業を展開しています。

HYPERITHMは、日本と韓国を拠点に機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開しています。

2022年5月からは適格機関投資家等特例業務にもとづく、国内初のビットコイン建てのファンドを運用開始しています。

今回の資金調達により、事業成長とチーム拡大を加速しつつ、韓国をはじめとしたグローバルでのクライアントのサポート体制を強化します。


Web3は、暗号資産の基盤として利用されているブロックチェーン技術を利用した次世代のインターネットやその関連サービスのことです。ブロックチェーンは、P2P通信や非中央集権性、高い改竄耐性などの特徴を持ちます。Web3は、これらの特性を活用して、既存のインターネットの課題を解決することを目指しています。

たとえば、ブロックチェーンを使用したNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、デジタルデータの扱いや流通を変革するものとして期待されています。NFTは、真正性や所有権を確認するための証明書を記録したデジタルデータです。ブロックチェーン上にデータを記録し、デジタルデータにもモノとしての価値を付与することで、たとえばデジタルアートの販売や流通を可能にします。

Web3は、将来的に大きな変革をもたらすものであると考える企業も多く、Web3に参入する企業も続々と登場しています。

しかし、ブロックチェーンは複雑で高度な技術であるため、専門家でない人びとは、ブロックチェーン・NFT・Web3などの意味・概念を正確に捉えていないこともあります。そのため、現在Web3の世界は、詐欺あるいは詐欺に近いようなプロジェクトもあれば、将来的にインターネットを革新するようなプロジェクトもあるという混沌とした状況にあます。

こうした背景のもと、Pacific Metaは、Web3領域で挑戦する事業・プロジェクトを、戦略コンサルティングやマーケティング支援によって支援しています。

ブロックチェーンやAIなどの最新技術を活用したプロダクトの開発は時代をリードすることができます。しかしこれらの技術は専門知識を必要とするため、優秀な人材を獲得する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

また、事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HYPERITHM Pacific Meta Web3 ウェルスマネジメント コンサルティング ブロックチェーン マーケティング マーケティング支援 暗号資産 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

大人系・地方創生系YouTuber事務所の「FunMake」が資金調達
2020年12月3日、株式会社FunMakeは、資金調達を実施したことを発表しました。 オトナが嗜むチャンネル(グルメ、キャンプ、旅行、ガジェットなど)や、地方創生につながるチャンネルを運営しているY…
ブロックチェーン×OSSによる開発者収益化サービス「Dev」運営の「フレームダブルオー」が資金調達
2019年9月27日、フレームダブルオー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン×OSSによる開発者収益化サービス「Dev」を運営しています。 トークン・エコノミーを活用す…
CO2排出量可視化・削減クラウドサービス「アスゼロ」提供の「アスエネ」が7億円調達
2022年9月14日、アスエネ株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2022年4月13日に18億円の資金調達を発表しています。 CO2排出量見える化・削減SaaS…
「ジェネシア・ベンチャーズ」が設立から約4年間の投資・支援実績のインフォグラフィックを公開
2020年12月22日、株式会社ジェネシア・ベンチャーズは、インフォグラフィックを公開したことを発表しました。 このインフォグラフィックは、2017年12月と2020年9月に最終募集を完了した、1号フ…
ペットシッターのシェアリング・アプリ「ぱうわん」運営の「ぱうれんつ」が資金調達
2019年8月30日、株式会社ぱうれんつは、資金調達を実施したことを発表しました。 ペットシッターのシェアリング・アプリ「ぱうわん」を運営しています。 アプリから、100%有資格のペット・シッターに、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集