注目のスタートアップ

屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS」を開発・提供する「Liberaware」が資金調達

company

2023年6月5日、株式会社Liberawareは、資金調達を実施したことを発表しました。

Liberawareは、屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」を開発・提供しています。

直径20cm、重量185gという機体であるため、一般的なドローンでは飛行困難な屋内・狭小空間でも飛行できるという特徴があります。

「IBIS」を活用した点検・レンタルサービスや、自動巡回型サービス、設備・施設の点検DXサービスを提供しています。

今回の資金調達には、製造業や金融業など多岐にわたる業種の企業から出資を受けており、各業界の株主との連携を強化し、さらなるサービスの拡充、より高度な研究開発を促進していきます。


ドローンとは無人で飛行する航空機のことです。産業では小型で垂直離陸ができるマルチコプター型のドローンの利便性が高く、近年大きな成長を見せています。

すでにドローンは、農業における農薬散布や農地の把握、インフラ点検、空撮などで活用されています。将来的には荷物の輸送・配達、さらには人間の交通手段としても社会実装されることが予測されています。

とくに国内ではインフラの老朽化と深刻な人手不足が重なり、インフラ業界では過酷な現場での省人化が喫緊の課題となっています。ドローンは人の手では作業できない場所でも安全に点検・作業が可能であり、効率化・省人化も実現できるため、インフラ業界や点検作業において必要不可欠な存在になると考えられています。

Liberawareのドローン「IBIS」は、他社製のドローンよりも小型・軽量であり、屋内や狭小空間での飛行を可能としていることを特徴としています。

その飛行可能な空間は、ダクト・配管、煙突、プラント、屋根裏・天井裏、エレベーター内部、下水道、タンクなどさまざまです。

事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX IBIS Liberaware アイビス ドローン レンタル 小型 屋内 巡回 施設 株式会社 点検 狭小空間 産業用 産業用ドローン 自動 設備 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

書類管理や顧問先質問機能などにより税理士業務を効率化する「ZoooU」開発の「Beso」が3,000万円調達
2021年12月14日、株式会社Besoは、約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 税理士業務を効率化するクラウドサービス「ZoooU(ゾー)」を開発しています。 顧問先とのやり取り…
スポーツ・ビジネスのPR・採用プラットフォーム運営の「HALF TIME」が1億円調達
2020年7月9日、HALF TIME株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スポーツ・ビジネスの専門メディア「HALF TIME(ハーフタイム)マガジン」や、スポーツ・ビジネ…
株式会社vartique 秋炭 直輝 | webブラウザのみで動くVR(メタバース)空間で注目の企業
webブラウザのみで動くVR(メタバース)空間で注目なのが、秋炭直輝さんが2020年に創業した株式会社vartiqueです。 近年、ビジネスにおいて革新をもたらす可能性が期待される「メタバース」。 メ…
「総合型選抜専門塾AOI」を運営する「花形」が「ODKソリューションズ」と資本業務提携
2023年3月29日、株式会社花形は、株式会社ODKソリューションズと、資本業務提携を締結したことを発表しました。 花形は、「総合型選抜専門塾AOI」や、総合型選抜(AO入試)などにおける提出書類・小…
データカタログSaaS開発の「Quollio Technologies」が5,000万円調達
2022年1月11日、株式会社Quollio Technologiesは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 データカタログSaaSの開発を行っています。 既存のデータサービスに対…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集