創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年6月6日屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS」を開発・提供する「Liberaware」が資金調達

2023年6月5日、株式会社Liberawareは、資金調達を実施したことを発表しました。
Liberawareは、屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」を開発・提供しています。
直径20cm、重量185gという機体であるため、一般的なドローンでは飛行困難な屋内・狭小空間でも飛行できるという特徴があります。
「IBIS」を活用した点検・レンタルサービスや、自動巡回型サービス、設備・施設の点検DXサービスを提供しています。
今回の資金調達には、製造業や金融業など多岐にわたる業種の企業から出資を受けており、各業界の株主との連携を強化し、さらなるサービスの拡充、より高度な研究開発を促進していきます。
ドローンとは無人で飛行する航空機のことです。産業では小型で垂直離陸ができるマルチコプター型のドローンの利便性が高く、近年大きな成長を見せています。
すでにドローンは、農業における農薬散布や農地の把握、インフラ点検、空撮などで活用されています。将来的には荷物の輸送・配達、さらには人間の交通手段としても社会実装されることが予測されています。
とくに国内ではインフラの老朽化と深刻な人手不足が重なり、インフラ業界では過酷な現場での省人化が喫緊の課題となっています。ドローンは人の手では作業できない場所でも安全に点検・作業が可能であり、効率化・省人化も実現できるため、インフラ業界や点検作業において必要不可欠な存在になると考えられています。
Liberawareのドローン「IBIS」は、他社製のドローンよりも小型・軽量であり、屋内や狭小空間での飛行を可能としていることを特徴としています。
その飛行可能な空間は、ダクト・配管、煙突、プラント、屋根裏・天井裏、エレベーター内部、下水道、タンクなどさまざまです。
事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | DX IBIS Liberaware アイビス ドローン レンタル 小型 屋内 巡回 施設 株式会社 点検 狭小空間 産業用 産業用ドローン 自動 設備 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月9日、株式会社ビーライズは、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)と連携し、新サービス「メタバース展示会メーカー」を共同開発し、2023年2月10日からエネコムよりサービス…
2024年2月7日、Nature株式会社は、総額約10億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Natureは、スマートリモコン「Nature Remo」や、スマホHEMS「Natur…
2024年11月5日、Tokyo Artisan Intelligence株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は4.1億円となりました。 Tokyo A…
2022年6月15日、シンプルフォーム株式会社は、約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これまで非公開であった資金調達ラウンドと金融機関からの借入も合わせると、累計約10億円調達しています…
2019年9月27日、株式会社アルファコードは、総額4億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先の1社である、NTT西日本とは、業務提携契約も締結しています。 アルファコードは、VR/MR…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…