創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月18日AI・Web3技術を土台としたVTuberプロジェクト「IZUMO」を手がける「AnotherBall」が3億円調達

2023年5月17日、AnotherBall株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
AnotherBallは、AI・Web3時代のVTuberプロジェクト「IZUMO」を手がけています。
AI・Web3の技術を活用し、誰もが自分らしく生きることができる持続可能なプラットフォームの構築を目指しています。
VTuber(Virtual YouTuber)とは、生身の肉体ではなく、イラストや3Dモデルをアバターとしてライブ配信や動画コンテンツの投稿を行うYouTuberのことです。
すでにサブカルチャーのひとつのジャンルとして大きな地位を確立しています。
VTuberとして初めて活動を開始したのが「キズナアイ」であり、その活動開始時期は2016年12月です。
その後、VTuberのアバターを動かすためのアプリを開発・提供する、カバー株式会社、ANYCOLOR株式会社(旧:いちから株式会社)などのスタートアップが登場しました。両社はそれぞれ「ホロライブ」「にじさんじ」というVTuberプロジェクトを開始し、VTuberプロダクション事業を開始し、近年上場を果たすほどにまで成長しています。
また、VTuberはアバター・Webカメラ(スマートフォンカメラ)・マイクがあれば配信を開始でき、インターネット上で身元が拡散されるというリスクなく活動を行うことができることから、個人の配信者のひとつの形として定着していき、2022年には、日本のVTuberの人数が2万人を突破したという試算もあります。
VTuberはアバターを介して活動するものであるため、前述のように身バレのリスクを抑えることができるというメリットがあるほか、なりたい自分になれるというのも特徴のひとつです。
AnotherBallが始動した「IZUMO」プロジェクトの全貌はまだ明らかになっていませんが、どのようなプロジェクトとして展開されていくのか注目が必要です。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI AnotherBall IZUMO VTuber Web3 アバター エンターテインメント プロジェクト ライブ配信 株式会社 資金調達 配信者 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年4月5日、株式会社UPBONDは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、バリューコマース株式会社です。 UPBONDは、ブロックチェーンやDID/VC(Verifiable Cr…
2022年12月9日、株式会社天地人は、資金調達を実施したことを発表しました。 天地人は、JAXA衛星をはじめとする地球観測衛星などから得られる宇宙ビッグデータを活用した土地評価サービス「天地人コンパ…
2025年4月16日、EF Polymer株式会社は、総額10億円の資金調達を発表しました。 EF Polymerは、100%オーガニックの超吸水性ポリマーの開発を行っています。 このポリマーは、オレ…
2023年6月20日、TechMagic株式会社は、キユーピー株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 TechMagicは、オーダーから調理まで、厨房の一連の工程を自動化する調理ロボッ…
2021年12月9日、株式会社ぴんぴんころりは、総額8,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 育児・家事支援サービス「東京かあさん」を運営しています。 熟練の主婦に、料理・掃除・育児サポ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…