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2023年5月10日令和5年度「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」募集開始

農林水産省は、令和5年度「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」の募集を開始したことを発表しました。
農泊を推進している地域のうち、多様な地域の食・食文化の魅力で訪日外国人を誘客する地域を「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」として認定し、各地域の魅力を海外へと一体的に発信しています。
地域の食・食文化の魅力を「SAVOR JAPAN」ブランドとして海外へ一体的かつ強力にPRすることで、インバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目的としています。
支援内容
・SAVOR JAPANがオールジャパンのブランドであることを広く普及していくために、農林水産省のホームページやSAVORJAPANのブランドサイトにおいて、一元的な情報発信を行い、海外および訪日外国人に対する訴求力を高めます。
・専門家を派遣し、食体験の掘り起こしと、その磨き上げを支援します。
・旅行関係者の参加する商談会参加を支援します。
・研修会等を開催し、知識の習得、事例の共有、認定地域間のネットワーク化を支援します。
・政府関係機関による支援策等をタイムリーに発信します。
募集期間
第1期募集:2023年5月1日(月)~2023年6月15日(木)
第2期募集:2023年6月16日(金)~2023年7月31日(月)
日本の「食」は訪日観光客が長期間にわたって観光の一番の目的として挙げるほど魅力的なものです。
国内ではさまざまな地域が産業の衰退、少子高齢化などを課題として抱えています。
こうした課題を解決するには、各地域が有する「食」や「食文化」を観光コンテンツとして発信してインバウンド需要を獲得し、観光業を稼げる産業として確立することが重要です。
一方で、訪日観光客を獲得するには、多言語での情報の発信などの施策が必要であり、リソースが不足しがちな地方では、効果的な実施が難しいという課題があります。
「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」に認定されることで、日本国として海外に情報が発信されます。信頼できる情報として広く海外の人びとに情報を発信できることから、大きなPRとなると考えられます。
国内では縮小傾向にあるものの、海外のマーケットに目を向けてみれば可能性があるケースも多くあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方や、JETRO(日本貿易振興機構)の活用法について詳しく解説しています。
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