注目のスタートアップ

建築・デザイン業界向け建材・家具検索プラットフォーム「TECTURE」を運営する「tecture」が1.6億円調達

company

2023年5月8日、tecture株式会社は、1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、INSTYLE GROUPのベンチャーキャピタル、Japan Venture Capital Inc.です。

tectureは、空間デザイン検索プラットフォーム「TECTURE」、空間デザインメディア「TECTURE MAG」を運営しています。

空間事例写真を無料で閲覧できるほか、写真には建材・家具などのインテリアの情報が埋め込まれており、ユーザーは空間事例から商品情報までを一括で取得できます。

従来の紙のカタログを利用した情報収集の効率化、情報の効率的な記録などを実現します。

今後、新たな機能を追加し、空間デザインに関連するメーカー各社と、各社のプロダクトを必要とするユーザーをつなげる新たなサービスを年内にローンチする予定です。

今回の資金は、データベース構築体制の強化、人材採用の強化に充当します。


設計士が行う業務において効率化のニーズが高い業務に、建材・家具情報の収集があります。

設計士は、建材・家具の情報や、それらが実際に利用されている事例の写真を集め、クライアントにイメージを伝えなくてはなりません。

この情報収集は、カタログ・サンプル・雑誌・Webサイトなど多岐にわたります。しかし、雑誌やWebサイトでは建材・家具の詳細が記載されていないことが多く、詳細情報を取得するために多大な手間がかかっているという課題があります。

tectureは、作品事例と建材・家具の詳細情報を同時に取得できる空間デザイン検索プラットフォーム「TECTURE」を通じ、設計事務所の業務効率化に貢献しています。

今後はメーカーと設計事務所などをつなげる新サービスをローンチし、空間デザイン検索プラットフォームとしてさらに成長していくことを目指しています。

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ tecture インテリア インテリアデザイン カタログ デザイン プラットフォーム メディア 事例 写真 効率化 取得 家具 建材 建築 建設 情報 情報収集 株式会社 検索 空間 空間デザイン 記録 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

同種由来iPS細胞由来心筋細胞シートの実用化を目指す「クオリプス」が20億円調達
2020年12月4日、クオリプス株式会社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学の技術・研究成果をベースに、同種由来iPS細胞由来心筋細胞シートの開発・事業化を目的に設立さ…
「トビラシステムズ」がAI搭載型営業支援ツール「Talk Book」の販売を開始
2022年1月12日、トビラシステムズ株式会社は、「Talk Book(トークブック)」を販売開始したことを発表しました。 「Talk Book」は、IP電話・通話録音・文字起こし・感情分析など、営業…
外食のギフト・サービス「ごちめし」など運営の「Gigi」が3.2億円調達
2020年10月15日、Gigi株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 飲食店での食事を贈ることができるギフト・アプリ「ごちめし」と、先払いサービス「さきめし」を運…
独自開発IoTデバイスを活用したOMOマーケティングなど展開の「アドインテ」が21.25億円調達
2020年6月8日、株式会社アドインテは、総額21億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発したIoT端末「AIBeacon」を活用したOMOマーケティングや、リテール・メディ…
キズナアイなどのバーチャル・タレント事業展開の「Activ8」が10億円調達
2020年4月1日、Activ8株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 「キズナアイ」などのバーチャル・タレント事業や、VR/ARなどのxRコンテンツ事業を展開しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集