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2023年4月21日インフルエンサーマッチングサービスと余剰在庫販売サイトを運営する「KOLテクノロジーズ」が「エアトリ」と資本業務提携

2023年4月17日、株式会社エアトリは、株式会社KOLテクノロジーズと、資本業務提携したことを発表しました。
KOLテクノロジーズは、インフルエンサーマッチングサービス「Beee(ビー)」と、余剰在庫を販売するECサイト「サステナモール」を運営しています。
「Beee」は、独自開発したAIによってインフルエンサーのSNSアカウントを解析し、案件に最適なインフルエンサーを紹介・マッチングするサービスです。
「サステナモール」は、衣類、雑貨、化粧品、ペット用品など、余剰在庫・B級品・リユース品をリーズナブルな価格で販売するECサイトです。
エアトリは、航空券の比較・予約やツアーの予約ができる総合旅行サイト「エアトリ」や、訪日旅行事業、Wi-Fiレンタル事業などを展開しています。
余剰在庫や、パッケージの印字ミス、保管時の事故、期限切れなどにより、問題なく利用できるにもかかわらず廃棄される商品が発生することがあります。
たとえば、食べられるのに廃棄されてしまう食品である食品ロスは、2020年において事業系は275万トン排出されています。
また、アパレル業界においては、年間30億着の衣服がつくられ、その半分に当たる15億着が売れ残りとなっています。この余剰在庫は倉庫を圧迫しコストがかかってしまうため、新品であっても焼却処分されてしまうことがあります。
こうした在庫を一括で買い取り、割引価格で販売するディスカウントストアも以前から存在する業態です。このディスカウントストアは、訳あり品の処分方法として企業・消費者共にwin-winとなる方法ですが、一方でブランド価値が毀損される可能性があるということから、こうした事業者には卸さないという経営判断を下す企業も多くありました。
しかし近年はSDGsの推進により、新品同様であるのに捨てられてしまう商品の問題の認知度が高まり、企業ではこうした問題の解決が求められています。
こうした背景から、サステナビリティ(持続可能性)を付加価値とすることで消費者に訴求し、ディスカウント販売する店舗・ECサイトが増えています。
SDGs周辺には多くのビジネスが眠っています。消費者の意識の変化も激しいため、市場を分析することの重要性はさらに高まっています。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。
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