注目のスタートアップ

ヘアカラー専門店「fufu」を運営する「Fast Beauty」が11.3億円調達

company

2023年4月20日、株式会社Fast Beautyは、総額11億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ヘアカラー専門店「fufu」を運営しています。

ヘアカラーに特化することで効率化を図り、プロによる質の高い施術、発色がよくダメージが少ない高品質なカラー剤、髪に優しいシャンプー・トリートメントなどをリーズナブルな価格で提供しています。

2023年4月現在、全国に118店舗を展開しています。

今回の資金は、出店ペースの加速に充当します。


カラー剤の市場規模は約1,400億円で、そのうちグレイカラー(白髪染め)が7割以上を占めています。

また、近年はサロンにおけるヘアカラーの市場規模はファッション向けカラー、グレイカラー共に増加傾向にあります。

サロンにおけるグレイカラーが増加している要因は、サロンでのグレイカラー技術の向上であるといわれています。

これまでグレイカラーといえば白髪すべてを隠すため毛髪全体を染めるベタ塗りがほとんどでした。

そのため、市販のヘアカラー剤を利用して自分で染める場合でもサロンでの施術とほとんど差がなく、安価な市販のカラー剤を利用する人が多かったのです。

しかし近年はサロンのグレイカラー技術が向上し、白髪をデザインとして使うものなどデザインカラーが浸透してきており、ファッションとしてグレイカラーを取り入れたい消費者を中心に注目が高まってきています。

日本では今後高齢者が増加していくため、グレイカラー市場も拡大し、高齢者で定期的に通えるようなリーズナブルな価格でありながら、質の高いカラーを受けられるサロンの需要が高まっていくと考えられます。

特化したサービスを展開するためには、自社の強み・弱みや市場を分析することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、自社の分析に役立つフレームワークを掲載・解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Fast Beauty fufu サロン ビューティー ヘアカラー 効率化 専門店 株式会社 美容 美容室 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

農業由来カーボンクレジットの生成・販売やボランタリークレジットの調達サービスを展開する「フェイガー」が7,200万円調達
2023年1月18日、株式会社フェイガーは、7,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フェイガーは、農業由来カーボンクレジットの生成・販売や、ボランタリークレジットの調達サービスを展開し…
AIによる重症度判定を行うソフトウェアを研究開発する「CROSS SYNC」が5.1億円調達
2023年8月30日、株式会社CROSS SYNCは、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CROSS SYNCは、AIによる重症度判定を行うソフトウェアを研究開発する横浜市…
AI投資サービスなどを手がける「FOLIOホールディングス」が10億円調達
株式会社FOLIOホールディングスは、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社岡三証券グループおよび岡三キャピタルパートナーズ株式会社が運営する投資事業組合です。 FOLI…
「GMOあおぞらネット銀行」が法人向け請求書Web買取サービス「GMOあおぞらスピード払い」を開始
2020年11月17日、GMOあおぞらネット銀行株式会社は、GMOインターネットグループのGMOクリエイターズネットワーク株式会社と提携し、「GMOあおぞらスピード払い」の提供を2020年11月17日…
自動抑草ロボット「アイガモロボ」を開発する「有機米デザイン」が2億円調達
2022年6月10日、有機米デザイン株式会社は、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、井関農機株式会社です。 有機米デザインはヤマガタデザイン株式会社のグループ会社で、田んぼの自動…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集