創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月4日「フューチャーベンチャーキャピタル」がデジタルアートとセンサーを活用したリハビリツールを提供する「デジリハ」に投資実行

2023年3月31日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社デジリハに投資を実行したことを発表しました。
デジリハは、デジタルアートとセンサーを活用したリハビリツール「デジリハ(Digital Interactive Rehabilitation System)」を開発・提供しています。
デジタルアートと各種センサーによって起きるインタラクションを活用し、リハビリにエンターテインメント要素を加えることで、リハビリにおけるモチベーションの維持や継続性の向上を実現するリハビリツールです。
2023年3月時点で、総合病院、リハビリ病院、放課後等デイサービス等の児童福祉施設の全国33事業所に導入されています。
障害児・障害者のリハビリテーションは、残存機能の強化や障害軽減によって二次障害を予防するという目的と、より自分らしく暮らしていくという目的を達成するために非常に重要なものです。
一方で、リハビリではできなかった動作をできるようにしたりする必要があることから心身に大きな負担がかかります。
年齢が低い子どもの場合はリハビリの必要性について理解ができず、いやいやながらリハビリに取り組む、つまりリハビリをやらされているという状態であることも多くあります。
しかしリハビリは当事者の意欲が回復に関わっていることが脳科学の分野でも提言されており、当事者が主体的に取り組んでいくことが重要とされています。また、本人の意欲の有無は、リハビリを継続的に実施できるかどうかにも関わってきます。
そのため、リハビリに「遊び」の要素を取り入れ、楽しみながらリハビリに取り組めるようなプログラムがさまざまな場所で実施されています。
「デジリハ」は、そのような楽しみながら取り組めるリハビリツールです。
デジタルアートとセンサーと連動したインタラクション性により、遊びながらリハビリに取り組むことができるため、子どもでも主体的にリハビリに取り組むことができ、さらに継続性を高めることも可能です。
社会課題を解決するビジネスには投資家からの注目も集まっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | IoT エンターテインメント ゲーミフィケーション センサー デジタル デジタルアート デジリハ リハビリ リハビリテーション 介護 医療 福祉 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年9月27日、株式会社LABは、総額2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LABは、音楽デジタルマーケティングサポート、音楽レーベル代行、音楽ビジネス向け多言語翻訳サービス、音…
2022年11月22日、株式会社カルディオインテリジェンスは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2022年8月15日に総額4億3,000万円の資金調達を発表しています。 カ…
2022年6月13日、シンプレクス・ホールディングス株式会社は、SIMPLEX QUANTUM株式会社に対し、3億円のマイノリティ出資を実施したことを発表しました。 SIMPLEX QUANTUMは、…
ペガサス・テック・ベンチャーズの代表パートナー兼CEOのアニス・ウッザマンは、シリコンバレーを中心に世界投資を行っている。日本の大学を卒業し、世界で活躍するアニス氏は、CVC(コーポレートベンチャーキ…
2025年3月10日、株式会社tayoriは、資金調達を実施したことを発表しました。 tayoriは、ユーザーにもしもの時があった際、登録したメッセージや情報を指定の相手に自動送信するWebサービス「…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…