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AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させたクロスソリューションを開発・提供する「ロビット」と「ツムラ」が資本業務提携

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2023年2月20日、株式会社ロビットは、株式会社ツムラと、資本業務提携したことを発表しました。

ロビットは、AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させたクロスソリューションの開発・提供により、さまざまな企業の製造現場における課題解決に取り組んでいます。

ツムラは、将来に向けた成⻑投資として⽣薬選別・製造⼯程におけるAI・ロボット活⽤を推進し、⾃働化とDXによる⽣産性向上を⽬指しています。

ロビットとツムラは、2019年からさまざまな部門・テーマにおいて協働で開発プロジェクトを行ってきました。

今回の提携により、ロビットのクロスソリューション開発⼒を最⼤限投⼊して⽣薬AI⾃動選別機を導⼊拡⼤し、さらに漢⽅バリューチェーンのさまざまな業務⼯程の⾃働化を推進します。


経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。

DXとは、テクノロジーとデータ活用により競争優位性を確立する取り組みのことです。

DXは抜本的な組織の改革となります。企業が現在抱えている課題を明確にし、テクノロジー・データを活用してどのように解決していくのかを設計することが重要です。

しかし、近年のAIやIoTなどの先端技術の発展は著しく、テクノロジーの専門家でない経営者などは最先端技術を正確に捉え、理解することが難しい状況となっています。

そのため、最先端の技術を把握しつつも、企業の現状に最適なものを選び、戦略的にDXを推進してくれる企業のニーズが高まっており、近年そうしたDXスタートアップと大企業との資本業務提携が目立ちます。

ツムラは、生薬AI自動選別機や、⾮破壊検査による⽣薬の成分解析AIとその装置により、DXを推進しています。

DXを拒むもののひとつにレガシーなシステムがありますが、創業期はなにも導入されていないまっさらな状態であるため、自分の好きなようにシステムを構築できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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